「MMS機能を使用するにはMMSメールアドレスが必要です」と表示される場合の対処法 (iPhone)

iPhoneを使用している際に、件名のようなメッセージが表示されたことはありませんか?iPhoneのMMS機能を使用するためには、ホーム画面の「設定」から「MMSメールアドレス」にキャリアのメールアドレスを入力する必要があります。

設定手順は以下の通りです。

  1. ホーム画面の設定から選択して、「メッセージ」をタップします。
  2. 次に、表示される画面の指示に従い、「MMSメッセージ」をオンにします。
  3. 「MMSメールアドレス(キャリアメールアドレス)」の項目にアドレスを入力して完了です。

AndroidでのMMSの設定手順

Android端末でもMMS機能は使用可能です。Googleのメッセージアプリを利用するケースもありますが、通信会社によってはMMS送受信専用アプリが装備されている場合もあります。各キャリアによって設定や変更方法は異なるため注意が必要です。Androidスマホでは、標準アプリ「メッセンジャー」を使用してMMSを送受信することができます。

ソフトバンクにおける設定手順例は以下の通りです。

  1. 公式アプリ「My SoftBank」で「照会・設定」を選ぶ。
  2. 「MMSメールアドレス」の確認・変更を行う。

MMSメールアドレスとは?

MMS(マルチメディアメッセージングサービス)メールアドレスは、メッセージをMMSで送受信するためのアドレスのことをさします。また、画像や動画、音声などを送受信することができます。

MMSは主要キャリアのau(KDDI)、NTTドコモ、SoftBankで利用可能です。以下の表にまとめました。

キャリアMMSメールアドレス
au(KDDI)ドメイン: @mms.au.com
SoftBankドメイン: @mms.softbank.ne.jp
NTTドコモドメイン: @docomo.ne.jp

MMSと他のツールとの違いは?

MMSと他のツール(一般的なメール・SMS)との比較について、宛先や最大容量、ファイルの添付機能の有無などについて、以下の表にまとめました。

MMSメールSMS
宛先・メールアドレス(例)「~@softbank.ne.jp」など・電話番号(*)(例)080-XXXX-XXXXメールアドレス(例)「~@gmail.com」など電話番号(例)080-XXXX-XXXX
最大容量ほぼ文字数無制限、300KB~600KB(各機種や契約キャリアによる)機種により2MBあり20~100MB(各メーラーによる)670文字(半角英数字の場合は1530文字)
ファイルの添付機能の有無可能可能不可
表示形式チャット型1通ずつチャット型

(*)・・・送受信ともに同じキャリアの場合のみ使用可能。

関連リンク: SMS(ショートメッセージ)とは?料金や送受信方法をわかりやすく解説 – SMS送信サービス「KDDIメッセージキャスト」

MMSのメリットと注意点

MMSのメリットを以下に記載します。

  • 文字制限がなく、画像や動画、音声、GIFなどを添付して送信できる。
  • 視覚的な情報伝達の効果が大きいため、顧客の関心が引きやすくなる。
  • 同一キャリア同士であれば携帯番号宛に送信可能。

上記のようなメリットがある一方で、以下のような注意点もあります。

  • ファイルサイズに上限があるため、大容量の動画の容量などには注意が必要。
  • MMSに対応しているキャリア同士でしか送受信できない。

上記のメリットと注意点を踏まえたうえでMMSやその他のメッセージサービスを使い分けるようにしてください。

MMSに関するよくある質問

MMSには料金はかかる?

MMSの料金は、各携帯キャリアの料金プランによって異なります。パケット定額サービスの対象であれば、送受信無料の場合になることもありますが、送信するメディアが画像や動画の場合は料金が変わることもあります。一方、SMSは送信料は全角70~670文字まで・3~33円が一般的であり、受信は無料です。詳しくは、契約しているキャリアの公式サイトやカスタマーサポートでご確認ください。

MMSを設定しないとどうなる?

MMSが未設定の場合、「MMS機能を使用するにはMMSメールアドレスが必要です」とエラーメッセージが表示されることがあります。この場合、画像や動画の送信をすることができないため、テキストメッセージのみの送受信となります。必要に応じて、設定を確認し、MMSをご活用ください。

MMSメールアドレスの確認方法は?

iPhoneの場合は、設定アプリを開いて「メッセージ」を選択し、MMSメッセージをオンにして確認してください。Androidの場合は、公式アプリや標準アプリ「メッセンジャー」などから設定内容を確認することができます。手順は「無線とネットワーク」→「標準のメッセージアプリ」です。詳しくは、各携帯キャリアの公式サイトで確認してください。また、確認したMMSメールアドレスは忘れないようにしてください。

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SMSやSNSなど、他のコミュニケーションツールにもそれぞれのメリットはあるため、状況に応じて使い分けると良いでしょう。これにより、コミュニケーションの向上や連携強化、業務効率化などにつなげることができます。

まとめ

この記事では、MMSについて解説しました。MMSは、キャリアメールアドレスを利用したメッセージサービスであり、長文テキストや画像、動画、音声の送受信が可能です。しかし、対応する通信会社が限られているため、注意が必要です。

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