送信元番号指定
SMS送信サービス「KDDI Message Cast」の送信元番号指定とは?
SMS(ショートメッセージ)の受信者に表示される送信元番号を、企業さまが保有する電話番号を指定して表示可能にするオプションです。
通常、SMS送信サービスを利用してメッセージを送る場合、受信者にはSMS配信サービスから割り当てられたランダムな電話番号が表示されます。送信元が不確かな番号では詐欺メッセージだと怪しまれることも否めませんが、企業またはサービスの代表電話、フリーダイヤルといった電話番号を表示することで、受信者は御社からの連絡だという安心感を持ってメッセージを開封&確認することができます。
送信元番号の選択肢
1. お客様の電話番号を使用する場合

- docomo、au、楽天モバイル:お客様の電話番号をそのまま表示
- 10桁または11桁の電話番号が指定可能
- 必ず着信可能な電話番号をご指定ください
- SoftBank:「251000」(固定)で表示
- すべてのお客様共通の番号となります
【基本仕様での課題】
キャリアごとに送信元番号が異なることから、以下のような運用上の課題が発生する場合があります。
- お客様のキャリアに応じて異なる送信元番号を事前説明する必要がある
- 表示される送信元番号の個別案内が必要となる
- 複雑な運用によりお客様の混乱を招く可能性がある
これらの課題を解決するため、以下のオプションをご用意しております。
「SMS表示元番号変更オプション」による4キャリア統一表示
SoftBankユーザーにも他のキャリアと同じ電話番号を表示できます。
※ご利用には事前審査(企業情報の確認)が必要です

※既に他社サービスにて同番号を申請をされている場合は、ご利用いただけません。
※SoftBankの企業審査のため、以下の情報が必要となります。
①企業様HP URL ②SMS配信対象サービス名 ③該当サービスURL
審査の結果、不適合と判断される可能性がございますが、審査基準は非開示とさせていただきます。
2. 新しい電話番号を発行する場合
お客様専用の送信元番号を新規発行できます。既存の電話番号への問い合わせ集中を防ぎたい場合などに便利です。
A) 通常の電話番号として発行
- docomo、au、楽天モバイル:発行した番号を表示
- SoftBank:「251000」で表示
- 即日発行可能
- ※4キャリア統一表示オプションとの併用も可能です
B) 自動応答付き050番号として発行
- docomo、au、楽天モバイル:050番号を表示
- SoftBank:「251000」で表示
- お客様からの着信に自動音声で応答
- 例)「本番号はSMS専用番号です。お問い合わせは●●までご連絡ください」
【利用シーン例】
EC事業者様:注文確認や発送通知用の専用番号として
金融機関様:セキュリティ認証用の専用番号として
医療機関様:予約確認用の専用番号として
【ご注意】
※既に他社サービスにて同番号を申請されている場合は、ご利用いただけません
より強固なフィッシング対策をお求めの方へ
さらにフィッシング詐欺対策を強化したい場合は、キャリア共通番号オプションもご用意しております。4キャリア共通で利用できる専用の送信元番号(0005から始まる最大10桁の番号)を使用することで、統一された番号での送受信が可能となります。
詳細は「キャリア共通番号」ページをご覧ください。