「ショートメールで画像を送りたいのに送れない」「SMSで写真を送る方法はあるのか」とお困りではありませんか。

結論から言うと、従来のSMS(ショートメッセージサービス)では、画像・写真・動画を直接添付して送信することはできません。

SMSは電話番号を宛先としたテキストメッセージサービスであり、送信できるのは文字(テキスト)のみです。ただし、RCSやiMessage、+メッセージなどの代替手段を使えば、電話番号宛てに画像を送ることが可能です。

この記事では、SMSで画像が送れない理由と、個人・法人それぞれで画像を送信する具体的な方法を解説します。

SMSで画像・写真が送れない理由

SMSは1990年代に規格化された通信技術で、もともとテキストメッセージのやり取りを目的として設計されました。そのため、以下の技術的制約があります。

項目SMSの仕様
送信可能データテキストのみ
最大文字数全角70文字(長文SMSで最大670文字)
画像・動画添付不可
通信方式電話回線(インターネット不要)

SMSはインターネット回線を使わず電話回線で通信するため、データ容量の大きい画像や動画を送る仕組みがありません。

一方で、SMSには「電話番号だけで送れる」「到達率が高い」「プッシュ通知で気づいてもらいやすい」という大きなメリットがあります。画像を送りたい場合は、以下で紹介する代替手段を活用しましょう。

【個人向け】SMSで画像・写真を送る方法

個人でショートメールを使って画像を送りたい場合、以下の方法があります。

iMessage(iPhone同士の場合)

iPhoneには「iMessage」というApple独自のメッセージサービスが搭載されています。送信者・受信者の両方がiPhoneの場合、電話番号宛てに画像や動画を送信できます。

iMessageの確認方法

  1. 「設定」アプリを開く
  2. 「メッセージ」をタップ
  3. 「iMessage」がオン(緑色)になっているか確認

送信時の見分け方

吹き出しの色使用サービス
青色iMessage(画像送信可能)
緑色SMS(画像送信不可)

相手もiPhoneでiMessageがオンになっていれば、写真アイコンから画像を添付して送信できます。

+メッセージ(プラスメッセージ)

+メッセージは、NTTドコモ・au・ソフトバンクの3キャリアが提供するメッセージサービスです。電話番号を宛先として、最大100MBまでの画像・動画・スタンプを送信できます。

+メッセージの特徴

  • 最大2,730文字のテキスト送信
  • 写真・動画・スタンプの送信
  • 既読確認機能
  • Wi-Fi環境でも利用可能

利用するには、送信者・受信者の両方が+メッセージアプリをインストールしている必要があります。

MMS(マルチメディアメッセージングサービス)

MMSは、キャリアメールアドレス(@ezweb.ne.jp、@softbank.ne.jpなど)を使って画像を送信する方法です。au、ソフトバンク、Y!mobileで利用できます。

ただし、NTTドコモと楽天モバイルはMMSに対応していないため、相手のキャリアによっては利用できません。

Googleフォトなどのクラウドサービス経由

画像をGoogleフォトやiCloudなどのクラウドサービスにアップロードし、共有リンクをSMSで送る方法もあります。

手順

  1. 画像をクラウドサービスにアップロード
  2. 「リンクを取得」で共有URLを作成
  3. SMSで共有URLを送信
  4. 受信者がURLをタップして画像を確認

この方法なら、相手の端末やキャリアに関係なく画像を共有できます。

無料

資料ダウンロード

お役立ち資料

SMSとKDDI Message Castがわかる3点セット

資料をダウンロード(1分)
SMSとKDDI Message Castがわかる3点セット

【法人向け】SMSで画像・写真を送る方法

企業がお客様に画像付きのメッセージを送りたい場合、以下の方法が有効です。

短縮URLを活用する方法

最も手軽な方法は、画像や動画をWebサーバーにアップロードし、そのURLをSMSで送信する方法です。

短縮URLのメリット

  • 限られた文字数を有効活用できる
  • クリック数・開封状況をトラッキングできる
  • どの端末・キャリアでも閲覧可能

SMS送信サービスを利用すれば、短縮URL機能が標準搭載されているため、簡単にURLを短くして配信できます。

活用例

活用シーン送信内容
商品案内新商品の画像ページへのリンク
契約書類PDF書類のダウンロードリンク
操作説明動画マニュアルへのリンク
キャンペーン特設ページへの誘導リンク

RCS(リッチコミュニケーションサービス)を活用する方法

RCSは、SMSの次世代規格として注目されている通信技術です。電話番号を宛先としながら、画像・動画・ボタンなどのリッチコンテンツを送信できます。

RCSの特徴

  • 高解像度の画像・動画を直接送信
  • カルーセル形式で複数画像を表示
  • ボタン付きメッセージでアクションを促進
  • 企業ロゴ・認証済みマークの表示

RCS導入の効果

実際にRCSを導入した企業では、以下のような成果が報告されています。

業界導入効果
不動産申込受付率が2.3倍に向上
金融ローン承認率が20%改善
印刷(TOPPANエッジ)開封率88%、クリック率30%達成

RCSはau・UQ mobile・povo2.0で利用可能で、対応端末では画像付きメッセージがそのまま表示されます。非対応端末には自動的にSMSでフォールバック配信されるため、到達率を維持しながらリッチな表現が可能です。

+メッセージ(法人版)を活用する方法

+メッセージの法人版を利用すれば、企業アカウントから顧客の+メッセージアプリに画像付きメッセージを配信できます。

+メッセージ法人版の特徴

  • 画像・動画・スタンプの送信
  • 認証済み企業アカウントの表示
  • 既読確認機能

ただし、+メッセージは受信者側もアプリをインストールしている必要があるため、リーチ率はRCSやSMSと比較すると限定的です。

SMSで画像を送るときの注意点

文字数制限に注意

SMSには文字数制限があります。URLを含める場合は、長いURLをそのまま送ると文字数を圧迫してしまいます。

送信文字数分割数
1〜70文字1通
71〜134文字2通
135〜201文字3通
最大670文字10通

短縮URL機能を使って、必要最小限の文字数でURLを記載しましょう。

セキュリティへの配慮

クラウドサービスで画像を共有する場合、リンクの公開範囲に注意が必要です。「リンクを知っている人全員」に設定すると、リンクが漏洩した場合に第三者に閲覧されるリスクがあります。

法人利用の場合は、SMS送信サービスの短縮URL機能を使えば、セキュアな環境で画像リンクを配信できます。

受信者の環境確認

iMessageや+メッセージは、受信者側も同じサービスを利用していないと画像が届きません。法人から顧客へ一斉送信する場合は、受信者の環境に依存しない「短縮URL方式」または「RCS(フォールバック付き)」が確実です。

法人がSMSで画像・動画を送るメリット

テキストだけでは伝わらない情報を届けられる

商品の外観、操作手順、地図情報など、テキストだけでは伝えにくい情報も、画像や動画なら一目で理解してもらえます。

お客様からの問い合わせを削減できる

操作方法を説明する動画リンクや、来店場所を示す地図画像を送ることで、「やり方がわからない」「場所がわからない」といった問い合わせを減らせます。

実際に、自動車販売店のトヨタレンタリース岡山様では、SMSで説明動画のリンクを送ることで、説明時間を20分から0分に短縮した事例があります。

導入事例:「トヨタレンタリース岡山様の導入事例

高い開封率でメッセージを届けられる

SMSはメールと比較して開封率が約30%高いと言われています。画像リンクを含むメッセージも、プッシュ通知で確実に気づいてもらいやすいのがSMSの強みです。

まとめ

SMS(ショートメッセージ)では画像・写真を直接添付することはできませんが、以下の方法で画像を送ることが可能です。

個人向け

  • iMessage(iPhone同士)
  • +メッセージ(3キャリアユーザー同士)
  • MMS(au・ソフトバンク)
  • クラウドサービス経由でURL共有

法人向け

  • 短縮URLでWebページに誘導
  • RCSでリッチコンテンツを直接配信
  • +メッセージ法人版で画像配信

法人でSMSを活用した画像・動画配信を検討されている方は、SMS・RCS・+メッセージを一括配信できるサービスがおすすめです。KDDI Message Castなら、98%以上の到達率でお客様にメッセージを届けられます。

資料をダウンロードする(1分)

SMSとKDDI Message Castがわかる3点セット

この資料でわかること

  • SMSの利用実態と他コミュニケーションツールとの比較
  • ビジネスシーンにおけるSMSの代表的な利用用途
  • 「KDDI Message Cast」の導入事例