SMSが届かない原因とは?よくある症状や対処法を徹底解説

電話番号だけでメッセージのやりとりができるSMS(ショートメッセージ)は、友人や仕事での連絡だけでなく、サービスの本人確認などにも幅広く使われています。そのSMSが届かない、または送れないとなると非常に不便です。
SMSの送受信トラブルは、送信者と受信者の双方に原因がある可能性があります。そのため、まずはどのような原因が考えられるのかを把握することが解決への第一歩です。
この記事では、SMSが届かない、または送れない場合の一般的な原因とその解決策を詳しくご紹介します。お困りの際には、ぜひ参考にしてください。
目次
SMS(ショートメッセージ)とは
SMSは、携帯電話番号を使って短いメッセージを送受信できるサービスで、世界中で日常的に使われています。電話番号さえ分かれば簡単にメッセージを送れるのが特徴で、スマートフォンユーザーであれば、特別なアプリをインストールしなくても利用できます。限られた情報から個別に連絡を取りやすいことから、ビジネスでの活用も広がっています。
関連リンク:SMS(ショートメッセージ)とは?料金や送受信方法をわかりやすく解説
https://kddimessagecast.jp/blog/sms/post-42/
SMSの利用メリット
SMSは短いメッセージを送る際に非常に便利で、相手に届きやすく、読んでもらいやすいのが利点です。多くのスマホユーザーはSMSの通知をオンにしていて、メッセージが届けばすぐに確認します。伝えたい情報をすぐに相手に届けられる点がSMSの魅力です。また、ビジネスにおいては、携帯電話番号さえわかればメッセージを送れるというメリットがあります。メールアドレスや住所といった情報がなくても、個別に連絡を取ることができます。
関連リンク:SMSのメリットは開封率が高いことだけではない!SMSマーケティングのメリットとポイントまで紹介
https://kddimessagecast.jp/blog/sms/sms_merit/
SMSが届かない原因と対処法
SMSが届かない場合、原因は「電波状況の問題」「受信設定の問題」「端末の問題」など、受信側と送信側の双方に考えられます。特に、サービス利用時の本人認証などでSMSが届かないケースでは、受信側に原因があることが多いです。
ここでは、SMSが届かない主な原因とそれぞれの対処法を解説します。
電波状況が悪い
SMSはWi-Fiなどのネット回線ではなくモバイルデータ通信を利用するため、電波が弱かったり圏外になっていたりする場合は、SMSが届かない場合があります。スマートフォンや携帯電話の画面上部にあるアンテナマークで電波状況を確認しましょう。
電波状況を確認する
電波状況が良くない場合は、電波の良い場所へ移動してください。移動しても改善しない場合は、一度「機内モード」をオンにし、再びオフに切り替えるか、端末を再起動すると、通信状況が改善されることがあります。
機内モードの設定を切り替える
機内モードがオンになっていると、ワイヤレス通信がすべてオフになるためSMSの送受信ができません。iPhoneの場合は「設定」アプリから、Androidの場合は画面上部からスワイプして表示されるクイック設定パネルから、飛行機マークの「機内モード」をオフにしてください。
また、オフの状態でも届かない場合、一度オンにしてから再度オフにすることで通信がリセットされ、受信可能になることがあります。
iPhone:設定アプリから「機内モード」をタップしてオン・オフを切り替えます。
Android:画面上部から下にスワイプしてクイック設定パネルを表示し、飛行機アイコンの機内モードをタップしてオン・オフを切り替えます。
SMSが受信できない設定になっている
迷惑メッセージ対策などで、SMS自体を受信しない設定にしている可能性があります。また、特定の電話番号を着信拒否していると、その番号からのSMSも届きません。
迷惑メール対策をしている方は多いと思いますが、その際にSMSも一緒に受信拒否している可能性もあるので、届かない場合はチェックしてみましょう。
拒否設定の確認方法
SMSの受信拒否は、キャリアごとの設定と、端末やアプリ固有の設定の2種類があります。
- キャリアの拒否設定確認
キャリアによって確認方法が異なります。詳細は各キャリアの公式サイトをご確認ください。- au:迷惑SMS(Cメール)防止方法
- NTTドコモ:SMS拒否設定
- ソフトバンク:[迷惑メール対策]SMSの迷惑メール拒否の設定方法を教えてください。
- 端末やアプリの拒否設定確認
iPhoneでは「設定」アプリ→「メッセージ」→「着信拒否した連絡先」から確認できます。「+メッセージ」などのアプリでは、アプリ内の設定メニューからブロックリストなどを確認してください。
スマートフォン端末に不具合が生じている
端末の一時的な不具合でSMSを受信できないことがあります。アプリがフリーズしたり、動作が不安定になったりしている場合は、まず端末の再起動を試しましょう。多くの場合、再起動によって問題が解決します。
端末の再起動・アプリの更新を試す
スマートフォンの不具合には再起動が有効です。電源を一度オフにし、再度オンにすることで多くの問題が改善されます。また、SMSを利用しているメッセージアプリが古いバージョンのままだと、不具合の原因になることがあります。アプリストア(App StoreやGoogle Play)で、アプリが最新の状態になっているか確認し、必要であればアップデートしてください。
メモリの空き容量が不足している
スマートフォンのメモリは、アプリの動作やデータ処理に使われる作業領域です。このメモリの容量が不足すると、端末全体の動作が遅くなり、SMSを正常に受信できなくなることがあります。不要なアプリを終了させたり、端末の設定からキャッシュデータを削除したりして、メモリの空き容量を確保しましょう。
電話番号の入力ミス
とてもシンプルですが、意外とやってしまいがちなミスがこちらです。Webサービスへの会員登録などの際に入力した電話番号が誤っていると、2段階認証のSMSが届きません。送信元に心当たりがある場合は、正しい電話番号が伝わっているか確認しましょう。
また、楽天モバイルなど格安スマホ事業者では、電話番号の頭にプレフィックスと呼ばれる6ケタの番号をつけることで通話料金を安くするサービスがあります。そのため、電話帳にも6ケタの番号をつけたまま登録している方もいるようです。6ケタの番号がついたままではSMSが正しく届かないため、このサービスを利用している人は番号をチェックしてみましょう。
アプリがアップデートされていない
利用しているメッセージアプリのバージョンが古いと、不具合でSMSが届かない場合があります。Play ストアやApp Storeなどアプリストアを確認して利用しているアプリのアップデート情報がないか確認しましょう。
格安SIMを利用している場合
格安SIMには、データ通信専用の「データSIM」と、通話も可能な「音声通話SIM」があります。SMSは電話回線を利用するため、「音声通話SIM」または「SMS機能付きデータSIM」の契約が必要です。データ通信専用プランを利用している場合は、SMSの送受信ができないため、契約内容を確認してみましょう。
モバイルナンバーポータビリティ(MNP)で乗り換えをした
モバイルナンバーポータビリティ(MNP)とは、電話番号を変更することなく違う携帯電話会社に乗り換えられる制度のことです。
MNPを利用して携帯電話会社を乗り換えた場合、一部の国際SMSが受信できなくなることがあります。国内のSMSは問題なく利用できますが、海外の事業者を経由して送信される企業からのSMSなどが届かなくなる可能性があります。心当たりがある場合は、現在契約している携帯電話会社に問い合わせてみてください。
SIMカードに不具合が生じている
端末に挿入されているSIMカードの接触不良や物理的な破損が原因で、SMSが受信できなくなることがあります。一度スマートフォンの電源を切り、SIMカードを挿し直してみましょう。それでも改善しない場合は、SIMカードの故障も考えられるため、契約しているキャリアに相談することをおすすめします。
キャリアの通信障害が発生している
契約している携帯電話キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルなど)で通信障害が発生していると、SMSの送受信ができなくなります。テレビのニュースや、各キャリアの公式サイト、SNSなどで通信障害に関する情報が発表されていないか確認してみましょう。障害発生時は、復旧を待つしかありません。
au:通信障害等に関するお知らせ
NTTドコモ:重要なお知らせ(通信障害等)
ソフトバンク:障害情報
OSのバージョンが古い
スマートフォンのOS(iOSやAndroid)が古いバージョンのままだと、セキュリティ上の問題やアプリとの互換性の問題で、SMSが正常に機能しないことがあります。端末の「設定」からソフトウェア・アップデートの項目を確認し、最新のOSに更新することで問題が解決する場合があります。
SMS(ショートメッセージ)が送れない原因と対処法
ここまでSMSが届かない原因を受信側に焦点を当てて解説してきましたが、電波状況や電話番号の入力ミスは送信する側にも当てはまるので、問題がないか確認するようにしましょう。
さらに、以下の点もSMSが届かなかったり送信できなかったりする原因として考えられます。
- 入力文字数が上限を超えている
- 1日の送信数が200通を超えている
- 件名や画像を入れて送信している
入力文字数が上限を超えている
SMSでは1回の送信の最大文字数が全角670文字です。それ以上の文字数を送信しようとするとエラーになります。また、一部機種では全角70文字までしか送受信できないため、それらの機種に超過した文字数のSMSを送信するとメッセージが分割されて届く場合があります。
長文を送りたいときには文字数に注意しましょう。
1日の送信数が200通を超えている
迷惑メッセージ対策として、1日のSMS送信数には制限があります。携帯電話会社によって多少の違いはありますが、基本的に1日200通を超えると送信できません。
各キャリアの送信数上限
キャリアごとに見ると送信数の上限には少し違いがあります。
- ドコモの場合
200通未満/日 - auの場合
契約をした月から3ヶ月間:200通/日または3,000通/月
契約をしてから4ヶ月目以降またはスマイルハート割引契約:200通/日または6,000通/月
ぷりペイド電話契約:3,000通/月 - ソフトバンクの場合
200通/日
件名や画像を入れて送信している
iPhoneに標準搭載されているメッセージアプリでは、SMS以外にもメールやiPhoneユーザー同士で画像や動画なども送り合えるiMessageという機能があります。
そのため、iPhone以外にSMSを送るときに誤って件名や画像をつけて送ってしまうことがあります。SMSでは件名や画像が入ったメッセージはやりとりできないため、エラーになったり相手に届かなかったりするので気をつけましょう。
国外のSMS送信サービスプロバイダーを利用している
海外のSMSサービスを使っている場合、受信者側の設定で、海外からのSMSの受信が拒否されていることがあります。初期設定では海外のSMSも受け取れますが、海外から送られてくる迷惑メールを防ぐために、拒否設定をしている人も少なくありません。SMSを受け取ってもらうためには、設定を変えてもらうようお願いするしかありませんが、一度拒否設定したものを、たった1通のメッセージのために解除してもらうのは、ほとんど期待できません。
このような理由から、海外のSMSサービスを利用している方は、国内SMS配信サービスへの切り替えをおすすめします。KDDI Message Castは、「初期費用0円」「月額費用0円」でSMSやRCS、+メッセージの配信が可能です。現在使っているシステムとAPI連携するだけで利用できるため、システム開発不要で移行できます。国内の携帯キャリアと直接接続しているので、SMSの安定性と到達率が高いのが特長です。SMS配信サービスの変更や導入を検討されている方は、ぜひ一度ご相談ください。
それでもSMSが送れない・届かない時は?
上述のトラブル対処をしてもやはりSMSを送れない場合にはデバイスやシステムに不具合が起きている可能性があります。一度、デバイスを再起動するだけで解決できることもあるので試してみましょう。セーフモードで起動するとSMSを送れるようになることもあります。また、スマートフォンの場合にはSIMカードを一度取り外して、挿し直すと改善されることもあるので試してみましょう。
このような一連のデバイス対策をしてもエラーが起きてSMSが届かないときには受信者側に問題があることも考えた方が良いでしょう。受信拒否設定をされていたり、電話番号が間違っていたりする可能性を考えて、メールなどの別の方法で連絡を試みるのがおすすめです。
SMSがどうしても届かない場合に試したい:2段階認証でSMSを使用しない方法について
Webサービスへのログイン時など、2段階認証でSMSが届かずに困るケースが増えています。どうしてもSMSを受信できない場合は、SMS以外の認証方法を利用することで解決できる可能性があります。多くのサービスでは、複数の認証方法が用意されています。
対処法1:認証アプリを利用する
Google AuthenticatorやMicrosoft Authenticatorといった「認証アプリ」を利用する方法です。これらのアプリは、30秒ごとなどに更新されるワンタイムパスワードを生成します。サービス側の設定で認証アプリを連携させておけば、SMSが届かなくてもアプリに表示されるコードで認証が可能です。
対処法2:バックアップコードを利用する
多くのサービスでは、2段階認証を設定する際に「バックアップコード」が発行されます。これは、スマートフォンを紛失した場合やSMSが受信できないといった緊急時に使用するための、使い切りのパスワードです。このコードを事前に印刷したり、安全な場所に保存しておいたりすることで、いざという時にログインできます。
SMSが届かないのはスミッシング詐欺の可能性も
SMSが届かないこととは少し異なりますが、宅配業者や公的機関、金融機関などを装った偽のSMSが届く「スミッシング」という詐欺が急増しています。
スミッシングは、SMSに記載されたURLから偽のWebサイト(フィッシングサイト)に誘導し、IDやパスワード、クレジットカード情報などの個人情報を盗み出す手口です。「荷物のお届けについて」「アカウントがロックされました」「未払い料金があります」といった巧妙な文面でユーザーを騙そうとします。
対策としては、身に覚えのないSMSに記載されたURLは絶対にクリックしないことが重要です。もし正規のサービスからの通知か不安な場合は、SMSからアクセスするのではなく、必ず公式サイトや公式アプリからログインして情報を確認するようにしましょう。
法人向けSMS送信サービスなら「KDDI Message Cast」
法人がSMS送信サービスを利用するならKDDI Message Castがおすすめです。KDDI Message CastならSMSが届かないリスクを最小限に抑え、到達率98%、開封率80%の実績を築き上げています。利用料金は低額で、SMS認証にも対応しているため、さまざまなビジネスシーンでご利用いただけます。SMS送信サービスを検討されている際にはぜひご相談ください。
まとめ
SMSが届かない、または送れない原因は、電波状況や端末の設定、契約プランなど多岐にわたります。まずは、機内モードや受信拒否設定、端末の再起動といった簡単な対処法から試してみましょう。それでも解決しない場合は、SIMカードの不具合やキャリアの通信障害なども考えられます。
また、2段階認証でSMSが届かない場合は認証アプリの利用を検討したり、不審なSMSはスミッシング詐欺を疑いURLを安易にクリックしないようにしたりと、安全にサービスを利用するための知識を持つことも大切です。この記事で紹介した内容を参考に、トラブルの解決にお役立てください。
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この資料でわかること
- SMSの利用実態と他コミュニケーションツールとの比較
- ビジネスシーンにおけるSMSの代表的な利用用途
- 「KDDI Message Cast」の導入事例
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