最近では二段階認証の本人確認など、ビジネスシーンでも個人の生活でも利用が広がっているSMS(ショートメッセージ)。実は、EメールやLINEなど他のメッセージツールとは異なる料金体系であることをご存知でしたか。SMSは1通ごとに送信料金が発生し、その料金は送信文字数に応じて変動します。

この記事では、「1通あたりの料金はいくらか」「受信料はかかるのか」といった基本的な疑問から、個人向け・法人向けの料金詳細、そして気になる料金を抑える方法まで、SMSの料金について網羅的に解説します。さらに、SMSの進化版として注目される「RCS(リッチコミュニケーションサービス)」についてもご紹介します。

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SMS(ショートメッセージ)とは?

SMSとは、Short Message Service(ショートメッセージサービス)の略で、電話番号を宛先としてメッセージのやりとりをするサービスです。同じキャリア同士だけでなく他社端末ともやりとりが可能で、初期段階で端末に搭載されている機能であるため、アプリのインストールは必要ありません。

同じキャリア同士だけでなく他社端末ともやりとりが可能で、スマートフォンや携帯電話に標準で搭載されている機能であるため、新たにアプリをインストールする必要はありません。

詳細についてはこちら
SMS(ショートメッセージ)とは

SMS(ショートメッセージ)の料金は?

SMSの料金体系は、個人で利用する場合と法人で利用する場合で大きく異なります。ここでは、まず基本的な料金の考え方について解説します。

個人の場合

個人がスマートフォンなどからSMSを送信する場合、1通ごとに料金が発生する「従量課金制」が基本です。料金は文字数によって変動し、一般的に全角70文字までで約3円、以降文字数が増えるごとに料金が加算されていきます。一方で、SMSの受信は国内外問わず無料です。そのため、企業から送られてくる二段階認証のコードなどを受け取る際に料金が発生することはありません。

法人の場合

法人が顧客への連絡などでSMSを利用する場合は、「SMS送信サービス」を契約するのが一般的です。料金体系はサービスによって異なりますが、多くは送信数に応じた従量課金制です。1通あたりの単価は契約するサービスや月間の送信通数によって変動しますが、到達率の高い国内の回線を利用するサービスの場合、1通あたり10円〜18円程度が相場です。

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【個人向け】大手4社のSMS料金

SMSの送信料金は、利用している携帯キャリアによって異なります。ここでは、大手4社の料金を詳しくご紹介します。

auのSMS送信料金

auのSMS送信料は、1通あたり3.3〜33円(税込)です。海外の携帯電話へ送信する国際SMSは1通100〜1,000円(免税)となります。

文字数別の送信料は以下の通りです。

全角半角国内海外
1~70文字1~160文字3.3円100円
71~134文字161~306文字6.6円200円
135~201文字307~459文字9.9円300円
202~268文字460~612文字13.2円400円
269~335文字613~765文字16.5円500円
336~402文字766~918文字19.8円600円
403~469文字919~1071文字23.1円700円
470~536文字1072~1224文字26.4円800円
537~603文字1225~1377文字29.7円900円
604~670文字1378~1530文字33円1,000円

※料金についての詳細はau公式サイトをご確認ください。

SMSは文字数制限がある?キャリアや携帯電話の機種別の上限や料金を徹底解説

NTTドコモのSMS送信料金

ドコモのSMS送信料は、1通あたり3〜33円(税込)です。海外の携帯電話へ送信する国際SMSは1通50〜500円(免税)となります。

文字数別の送信料は以下の通りです。

全角半角国内海外
1~70文字1~160文字3.3円50円
71~134文字161~306文字6.6円100円
135~201文字307~459文字9.9円150円
202~268文字460~612文字13.2円200円
269~335文字613~765文字16.5円250円
336~402文字766~918文字19.8円300円
403~469文字919~1071文字23.1円350円
470~536文字1072~1224文字26.4円400円
537~603文字1225~1377文字29.7円450円
604~670文字1378~1530文字33円500円

※料金についての詳細はドコモ公式サイトをご確認ください。

SMSは文字数制限がある?キャリアや携帯電話の機種別の上限や料金を徹底解説

ソフトバンクのSMS送信料金

ソフトバンクのSMS送信料は、1通あたり3.3〜33円(税込)です。海外の携帯電話へ送信する国際SMSは1通100〜1,000円(免税)となります。

文字数別の送信料は以下の通りです。

全角半角国内海外
1~70文字1~160文字3.3円100円
71~134文字161~306文字6.6円200円
135~201文字307~459文字9.9円300円
202~268文字460~612文字13.2円400円
269~335文字613~765文字16.5円500円
336~402文字766~918文字19.8円600円
403~469文字919~1071文字23.1円700円
470~536文字1072~1224文字26.4円800円
537~603文字1225~1377文字29.7円900円
604~670文字1378~1530文字33円1,000円

※料金についての詳細はソフトバンク公式サイトをご確認ください。

SMSは文字数制限がある?キャリアや携帯電話の機種別の上限や料金を徹底解説

楽天モバイルのSMS送信料金

楽天モバイルでは、専用アプリ「Rakuten Link」を使用した場合、国内へのSMS送信料は原則無料です。ただし、標準のメッセージアプリを使用すると、1通あたり3.3~33円(税込)の料金が発生します。国際SMSは1通100円(免税)です。

文字数別の送信料は以下の通りです。

全角半角国内海外
1~70文字1~160文字3.3円100円
71~134文字161~306文字6.6円200円
135~201文字307~459文字9.9円300円
202~268文字460~612文字13.2円400円
269~335文字613~765文字16.5円500円
336~402文字766~918文字19.8円600円
403~469文字919~1071文字23.1円700円
470~536文字1072~1224文字26.4円800円
537~603文字1225~1377文字29.7円900円
604~670文字1378~1530文字33円1,000円

※料金についての詳細は楽天モバイル公式サイトをご確認ください。

SMSは文字数制限がある?キャリアや携帯電話の機種別の上限や料金を徹底解説

【個人向け】格安SIM3社のSMS料金

格安SIMでも、SMS機能付きのプランを契約していればSMSの送受信が可能です。料金体系は大手キャリアに準じている場合がほとんどです。

LINEMOのSMS送信料金

LINEMOのSMS送信料は、ソフトバンクに準じており、1通あたり3.3~33円(税込)です。

文字数別の送信料は以下の通りです。

全角半角国内海外
1~70文字1~160文字3.3円100円
71~134文字161~306文字6.6円200円
135~201文字307~459文字9.9円300円
202~268文字460~612文字13.2円400円
269~335文字613~765文字16.5円500円
336~402文字766~918文字19.8円600円
403~469文字919~1071文字23.1円700円
470~536文字1072~1224文字26.4円800円
537~603文字1225~1377文字29.7円900円
604~670文字1378~1530文字33円1,000円

※料金についての詳細はLINEMO公式サイトをご確認ください。

SMSは文字数制限がある?キャリアや携帯電話の機種別の上限や料金を徹底解説

UQ mobileのSMS送信料金

UQ mobileのSMS送信料は、auに準じており、1通あたり3.3~33円(税込)です。

文字数別の送信料は以下の通りです。

全角半角国内海外
1~70文字1~160文字3.3円100円
71~134文字161~306文字6.6円200円
135~201文字307~459文字9.9円300円
202~268文字460~612文字13.2円400円
269~335文字613~765文字16.5円500円
336~402文字766~918文字19.8円600円
403~469文字919~1071文字23.1円700円
470~536文字1072~1224文字26.4円800円
537~603文字1225~1377文字29.7円900円
604~670文字1378~1530文字33円1,000円

※料金についての詳細はUQ mobile公式サイトをご確認ください。

SMSは文字数制限がある?キャリアや携帯電話の機種別の上限や料金を徹底解説

ahamoのSMS送信料金

ahamoのSMS送信料は、NTTドコモに準じており、1通あたり3.3~33円(税込)です。

文字数別の送信料は以下の通りです。

全角半角国内海外
1~70文字1~160文字3.3円50円
71~134文字161~306文字6.6円100円
135~201文字307~459文字9.9円150円
202~268文字460~612文字13.2円200円
269~335文字613~765文字16.5円250円
336~402文字766~918文字19.8円300円
403~469文字919~1071文字23.1円350円
470~536文字1072~1224文字26.4円400円
537~603文字1225~1377文字29.7円450円
604~670文字1378~1530文字33円500円

※料金についての詳細はahamo公式サイトをご確認ください。

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【個人向け】その他のSMS料金

標準のSMS機能以外にも、メッセージを送受信できるサービスがあります。

iMessage(iPhone)

iPhoneに標準搭載されている「iMessage」は、送信相手もiPhoneの場合、SMSではなくデータ通信(Wi-Fiやモバイルデータ通信)を利用してメッセージを送ります。このため、SMS送信料はかからず、パケット通信料のみでやりとりが可能です。

+メッセージ(プラスメッセージ)/RCS

「+メッセージ」は、au、ドコモ、ソフトバンクの3社が提供するサービスです。これは「RCS(リッチコミュニケーションサービス)」という世界的な標準規格に基づいており、従来のSMSの進化版と言えます。利用者同士であれば、SMS送信料はかからず、パケット通信料のみで写真やスタンプなどの送受信ができます。相手が「+メッセージ」を利用していない場合は、自動的に通常のSMSとして送信されます。

また、Androidの標準メッセージアプリではすでに「RCS」が利用可能となっているほか、一部のiPhoneの標準「メッセージ」アプリでも対応しており(※日本国内においてはauが先行して対応開始済)、企業からの案内もテキストだけでなく、画像や動画、URLボタン付きの豊かな表現に変わっていきます。

【個人向け】SMSの料金を抑える方法

個人でSMSを利用する際に、少しの工夫で料金を抑えることができます。

  • 「+メッセージ」や「iMessage」を活用する: 前述の通り、これらのサービスを相手も利用している場合は、SMS送信料がかかりません。
  • 楽天モバイルで「Rakuten Link」を利用する: 楽天モバイルユーザーであれば、「Rakuten Link」アプリからの送信を徹底することで国内SMS料金を無料にできます。
  • 70文字以内に収める: どうしてもSMSで送る必要がある場合は、メッセージを全角70文字(半角160文字)以内に収めることで、最低料金の3.3円で送信できます。
  • メールなど他のツールを使う: 相手の連絡先を知っている場合は、無料でメッセージを送れる他のコミュニケーションツールを利用するのが最も確実な節約方法です。

【法人向け】SMSの料金

法人利用の場合、SMS送信サービスの契約が一般的です。サービスは主に「国内直収」と「非直収」の2種類に分けられ、料金や品質が異なります。

利用するサービスに依存する

近年では到達率や開封率の高さから、企業や自治体が「重要なお知らせ」や「料金督促」などの通知・連絡手段としてSMSを利用する例が増えてきています。その際に利用される法人向けのSMS送信サービスでは個人向けのサービスと料金が異なるため、ここではその詳細について解説します。

非直収の場合のSMS送信料金

国際回線網を経由して送信するタイプです。1通あたりの料金は8円前後と比較的安価ですが、海外からのメッセージと見なされ、迷惑メールフィルタにブロックされたり、受信者に拒否されたりするリスクがあり、SMS本来の強みである高い到達率が損なわれる可能性があります。

国内直収の場合のSMS送信料金

国内の大手キャリアと直接接続して送信するタイプです。1通あたりの料金は10円〜18円程度と非直収に比べて高価ですが、国内の正規ルートで送信されるため、ブロックされるリスクが極めて低く、非常に高い到達率を誇ります。例えば、「KDDI Message Cast」のような国内直収サービスは、確実性が求められる重要通知や顧客アプローチにおいて費用対効果が高いと言えます。

月額料金・初期費用がかかるサービスも

サービスによっては、1通ごとの従量料金に加えて、初期費用や月額固定費が発生する場合があります。料金体系は「初期費用 + 月額料金 +(1通あたりの送信料金 × 送信数)」といった形式が一般的です。利用したい機能やサポート内容によっても料金は変動するため、契約前には必ず見積もりを取得し、総コストを確認することが重要です。

【補足】次世代の選択肢「RCS」の料金とメリット

法人がメッセージを送信する際、SMSだけでなく、その進化版である「RCS」も有力な選択肢です。RCSは、テキストのみのSMSとは異なり、画像や動画、URLボタンなどを含むリッチなコンテンツを送信できます。

  • 料金: 1通あたり20円(税込22円)〜が相場です。一見SMSより高価に見えますが、RCSは最大2,730文字まで1通分の料金で送信できるため、SMSで3〜4通分(約30〜40円)になるような長文を送る場合は、RCSの方がコストを抑えられることがあります。
  • メリット: 送信元に企業名や公式マークを表示できるため信頼性が高く、開封率やURLのクリック率がSMSの1.5〜2倍に向上したというデータもあります。視覚的な訴求ができるため、プロモーションや重要事項の分かりやすい案内に最適です。

SMSの送信制限について

個人の場合

迷惑SMSの防止を目的として、個人が1日に送信できるSMSの数には上限が設けられています。キャリアによって若干の違いはありますが、一般的に「1日200通まで」が目安です。

法人の場合

法人向けのSMS送信サービスを利用する場合、このような送信数制限はありません。そのため、数千、数万といった規模の顧客リストに対しても、一度にメッセージを一斉送信することが可能です。

SMSが送れない場合

データSIMで契約されている場合

格安SIMには通話とデータ通信ができる「音声通話SIM」と、データ通信のみができる「データSIM」の2種類があります。音声通話SIMではSMSを利用できますが、データSIMの場合はSMS機能付きプランでないとSMSは利用できないのでご注意ください。

その他の原因

SMSが送信できない原因には「電波状況が良くない」「受け取り側の拒否設定」など、様々なことが考えられます。
原因がわからない場合には以下のページを参考にしてください。
SMS(ショートメッセージ)が届かない

まとめ

この記事では、SMSの料金体系について解説しました。個人利用の場合は1通約3.3円から文字数に応じて料金がかかりますが、受信は無料です。「+メッセージ」などのアプリを活用すれば、料金を抑えることも可能です。

一方、法人利用では、SMS送信サービスの活用が不可欠です。特に、顧客への確実な情報伝達が求められるビジネスシーンにおいては、国内キャリアと直接接続し、高い到達率を誇る「国内直収」のサービスを選ぶことが成功の鍵となります。

さらに、顧客エンゲージメントを最大化するためには、RCSの活用も重要です。テキストのみで簡潔に伝えるSMSと、画像や動画で視覚的に訴求できるRCSを使い分けることで、メッセージの効果を飛躍的に高めることができます。

実際に、法人向けSMS/RCS送信サービスを活用し、車検案内のリマインド業務で年間100万円のコストと82時間の工数削減を実現した自動車販売店様や、セミナーの参加率を5〜10%改善させたキャリアコーチングサービス様など、多くの企業が具体的な成果を上げています。

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