ショートメールの送り方とは?iPhone・Androidの利用手順や注意点を解説

SMS(ショートメール)は、スマートフォンの標準機能として備わっており、電話番号さえ知っていればメッセージを送れる手軽な連絡手段です。アプリのインストールが不要なため、今でも本人認証や重要な通知など、さまざまな場面で活用されています。
本記事では、iPhone・Androidといったデバイス別のSMSの基本的な送り方から、知っておきたいメリット・デメリット、送信時の注意点まで詳しく解説します。法人利用におすすめのサービスも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
SMS(ショートメッセージ・ショートメール)とは?
SMSはショートメッセージサービス(Short Message Service)の略であり、携帯電話番号宛に短文を送れるサービスです。NTTドコモではショートメール、auではCメールなどのサービス名で呼ばれる場合もあります。メッセージを送る手段にEメールサービスがありますが、メールアドレスが変更されるとメッセージが送れなくなることに加え、インターネットの接続状況が不安定だとメッセージが届きにくいことがあります。一方、SMSは電話番号を用いて回線交換ネットワーク上でメッセージを送るので、災害などでネットワークが繋がりにくい場合でも、メッセージを送りやすくなっています。
さらに、SMSはすべての端末に初期機能として搭載されているため、特別なアプリのインストールが不要です。ただし、送信できる文字数に制限があり、画像などのファイルを添付することはできません。
また、SMSは、NTTドコモやソフトバンク、auなど、どのキャリアでも利用可能で、メッセージ1回につき1〜70文字で3円、そこから文字数が増えるにつれ、3円ずつ増える形の料金設定になっています。SMSにかかる金額は、どのキャリアでも変わりません。
関連リンク:SMS(ショートメッセージ)とは?料金や送受信方法をわかりやすく解説
https://kddimessagecast.jp/blog/sms/post-42/
SMS(ショートメッセージ・ショートメール)の送り方をケース別に紹介

各キャリアからSMSを送る場合、Androidと iPhone(iOS)では、アイコンや名称が異なるため、SMSの送信手順に違いがあります。それぞれの送信方法をご紹介したあとに、複数人にSMSを一斉送信する方法も解説します。
Androidユーザーの場合
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まず初めに、ホーム画面からメッセージアプリを開きます。
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次に、画面右下の青色の十字が書かれているボタン(新規作成)を選択します。
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画面上部の宛先に、電話番号を入力するか電話帳から宛先を選んでください。
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宛先が決まったら、画面下部の「メッセージの入力欄」に送りたいメッセージを書いてください。
最後に、画面右下の紙ヒコーキのアイコン(送信ボタン)を選択して送信します。
この時、「!」マークが表示されるとエラーになりますので、宛先を確認しましょう。
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iPhoneユーザーの場合
まずは、ホーム画面からメッセージアプリを選択します。
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次に、画面右上の青色のアイコン(新規作成)を選択してください。
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すると、新規メッセージが開かれるので、宛先に電話番号を直接入力するか、電話帳から宛先を選択します。
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続いて、画面下部の「メッセージ入力欄」に送りたいメッセージを記入してください。
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書き終わったら「メッセージ欄」の横にある矢印「↑」のアイコンを押して送信します。
iPhoneからAndroidに向けてメッセージが送信された場合、アイコンとメッセージ欄が緑色になり、iPhoneやiPadに向けてメッセージが送信された場合、アイコンとメッセージ欄が青色になります。
Androidと同様に「!」マークが表示された場合、エラーになりますので、宛先を確認しましょう。
ガラケー(フィーチャーフォン)ユーザーの場合
ガラケーからSMSを送る場合、機種によって名称が異なる場合がありますが、おおよその送信方法は以下のとおりです。
- 「メニュー」から「メール」を選択します。
- そして、「メール作成(新規作成)」を選びます。
- 宛先の欄に、相手の電話番号を入力するか、電話帳から宛先を参照して入力します。
- 本文を作成し、送信ボタンを押します。
PCユーザーの場合
PCからも、個人の携帯電話にSMSを送ることは可能です。しかし、送信元、つまりあなたの電話番号が必要なため、基本的にはお使いのiPhoneやAndroidとの連携が必要です。また、iPhoneの場合、Mac以外でのメッセージ機能の利用が許可されていない関係で、Mac以外のPCからは送信・受信ともにできません。
iPhoneとMacのPCを連携しSMSを送信する場合は、まずMacのメッセージAppを開きます。iPhoneのApple IDでサインインをして、新規メッセージを開き宛先の入力をします。登録されている連絡先から選ぶ場合は、追加ボタンを選択してリストの中から選びます。そして、メッセージフィールドをクリックして本文を入力し、「return」キーで送信します。
AndroidとPCを連携してSMSを送信する場合は、PC側のChromeなどのWebブラウザからPC版メッセージアプリを開きます。この場合、メッセージアプリに対応しているブラウザであれば、WindowsでもMacでも問題はありません。そして、AndroidのメッセージアプリからQRコードをスキャンし認証します。
PCからのSMS送信については、こちらでも詳しくご紹介しています。
▼パソコンからSMSを送信する方法やメリット、ポイントを解説!
固定電話の場合
固定電話の場合、SMSを受信することはできませんが、送信だけなら行うことができます。ただし、それも宛先はNTTドコモで契約をしている、SMSに対応する携帯電話に限られます。また、送信する固定電話はプッシュ信号が出るタイプでなければなりません。送信にかかる費用は通話と同じように秒数によって決まり、20秒で10円となります。
固定電話からSMSを送る手順
- NTTドコモのSMSセンター(090-310-1655)にダイヤルする。
- ガイダンスを聞き送信先のスマートフォンの電話番号を押す。
- 定型文なら「*」「4」「*」「4」の入力後に定型文番号を入力する。
自由記述で入力するなら、ポケベルと同じように数字で文章を入力する。 - 入力が終わったら「#」「#」を入力する。
【法人向け】複数人にSMSを一斉送信する場合
各キャリアに最初から備わっているメッセージアプリは、相手1人に対し、短文のメッセージを送るサービスですが、複数人に送る場合は専用サービスを利用することで、一斉送信が可能になります。サービスの導入で、一斉送信ができるようになるので、メールマガジンや、商品の案内として利用できます。
一斉送信したい場合、キャリアが用意する専用のサービスに加入もしくは、クラウドサービス事業者が提供するサービスを契約しなければなりません。現在は、月額費用や初期費用が必要ないサービスも出てきていますので、導入する予定であれば自社にあった内容のサービスを検討してみてください。
SMSを活用するメリット
SMSは、他のメッセージングアプリと比較して、いくつかの独自のメリットを持っています。ここでは、代表的な2つのメリットについて解説します。
電話番号を知っていれば手軽にメッセージのやりとりが可能
SMSの最大のメリットは、相手の電話番号さえ知っていればメッセージを送れる点です。LINEなどのアプリとは異なり、専用アプリのインストールやアカウント登録が不要です。スマートフォンの標準機能として搭載されているため、誰でも手軽に送受信できます。
SMS認証が可能
Webサービスやアプリへのログイン時に、IDとパスワードに加えてSMSでワンタイムパスワードを送る「2段階認証」が広く普及しています。これは、携帯電話番号が個人の所有物であり、重複することがないという特性を活かした仕組みです。電話番号と端末が紐づいているため、第三者によるなりすましを防ぎやすく、セキュリティ強化の有効な手段として多くのサービスで採用されています。
SMSを活用する際のデメリット・注意点

手軽で便利なSMSですが、利用する際にはいくつかの注意点やデメリットも存在します。ここでは個人利用・法人利用それぞれで知っておくべきポイントを解説します。
送信者側に料金が発生する
SMSの送信は、Eメールや多くのメッセージアプリと異なり、送信するごとに料金が発生します。これはインターネット回線ではなく、電話回線を利用するためです。料金は受信側にはかからず、送信側のみに課金されます。
1通あたりの送信料金は文字数によって変動します。料金体系はどのキャリアでもほぼ共通です。以下はワイモバイルの例ですが、docomoやau、SoftBankでも同様の料金設定となっています。
文字数(全角) | 料金(税込) |
1~70文字 | 3.3円 |
71~134文字 | 6.6円 |
135~201文字 | 9.9円 |
202~268文字 | 13.2円 |
269~335文字 | 16.5円 |
336~402文字 | 19.8円 |
403~469文字 | 23.1円 |
470~536文字 | 26.4円 |
537~603文字 | 29.7円 |
604~670文字 | 33円 |
2024年1月時点の情報です。
送信できる文字数に制限がある
全てのキャリアに共通することで、メッセージの文字数に制限がかかっています。送信できる最大文字数は「670文字」半角英数字のみでは「1530文字」に決まっています。また、注意点として、機種やバージョンにより最大文字数が異なります。以前までは、同キャリア同士のSMSのみ、最大文字数が670文字でしたが、現在ではキャリアに関係なく最大文字数でSMSを送信できるようになりました。
▼SMS(ショートメッセージ)が届かない原因は?確認事項と対処法を解説
件名の記入や画像の送信はできない
SMSでメッセージを送信する場合、そもそも件名を記入する欄がありません。また、画像を添付できても、SMSとして送信できません。どうしても画像ファイルを送りたい場合、インターネット上に一度ファイルをアップロードして、そのURLをSMSで送る必要があります。iPhoneでは、画像や件名の送信に「MMS」や「iMessage」の機能を利用できますが、基本的にSMSは件名の記入や画像の送信はできません。
なお、近年ではSMSの進化版であるRCS(Rich Communication Services)規格に対応したサービスが登場しており、長文テキスト、高解像度の写真や動画などの送受信が可能です。RCSはAndroidの「Google メッセージ」アプリや一部のiPhoneなどで利用でき、日本国内ではAndroidおよびau・UQ mobile回線のiPhoneで利用可能です。
また、日本ではドコモ、au、ソフトバンクの3キャリアによる「+メッセージ」アプリが提供されており、対応アプリ同士であれば、画像やスタンプ、長文メッセージの送受信が可能です。
本文に送信者を明記する
SMSは携帯電話番号宛にメッセージを送信するサービスなので、相手先に自分の電話番号が登録されていない場合、受取側は、誰から送られてきたメッセージなのか確認することができません。そのため、SMSを送る際には、送信者の名前を明記する必要があります。そもそも電話帳に登録のない人からメッセージが届いた場合、迷惑メールの可能性も考えられます。昨今ではSMSを利用した詐欺メールなども出回っているため、心当たりのないメッセージには、注意が必要です。
各キャリアでは、こうした詐欺メッセージや迷惑メッセージに対して、拒否設定できるようになっています。ご自身が利用するキャリアの公式ホームページより設定方法を確認しましょう。
複数人に同時に送信することはできない
スマートフォンの標準メッセージアプリでは、基本的にSMSを複数人に一斉送信することはできません。グループチャットのように複数人でやりとりしたい場合は、MMS機能や他のメッセージングアプリを利用する必要があります。法人で販促や顧客連絡のために一斉送信を行いたい場合は、後述するSMS送信サービスの利用が必須です。
送信可能件数に注意
迷惑メールやスパムメッセージの送信を防ぐ目的で、各キャリアは1日あたりのSMS送信可能件数に上限を設けています。明確な上限数は公式に発表されていませんが、一般的に「1日に200通まで」が目安とされています。これを超えて送信しようとすると、エラーが表示されたり、送信機能が一時的に制限されたりする可能性があるため、短時間に大量のメッセージを送る際は注意が必要です。
【法人向け】広告宣伝に使用する場合は「事前の同意」を得る
法人向けの注意点になりますが、SMSを利用して広告メッセージを送る場合、オプトイン(事前に受信者の承諾を得ること)が必要になります。SMSは特定電子メールに該当し、特定電子メールには、送信等に関するガイドラインが定められています。違反した場合、法令違反となり、100万円以下の罰金等、厳しい罰則を受けることになりますので注意しましょう。事前の同意を得る手段は定められていませんが、相手先の同意を得たという情報を保存する必要があります。オプトインを得るために、会員登録フォーム等でメール配信に同意してもらいましょう。
キャリア別のSMS設定方法
SMSの設定方法は、通信キャリア(NTTドコモ、au、Softbank、楽天モバイル)によって多少の違いはありますが、基本的な流れは共通しています。一方、その他のMVNOでも、SMS機能が有効なSIMカードを使用していれば、ほぼ同じ手順でSMSを利用できます。
いずれの場合も、設定方法は端末の種類やOS(Android、iOS)に依存します。具体的な手順については、端末のマニュアルやキャリアの公式サイトを参照すると良いでしょう。
ドコモのSMS設定手順
ドコモのスマートフォンでは、「メッセージ」か「+メッセージ」アプリでSMSが利用できます。「+メッセージ」の初回起動時の回線認証にはspモード接続を使用します。
<ドコモ「+メッセージ」の初期設定>
- ホーム画面や一覧から「+メッセージ」をタップする
- 初期設定画面とアクセス権限の設定ページの「次へ」をタップして進む
- 利用条件等を確認し、「同意して利用する」をタップする
- プロフィールを入力し、「OK」をタップしたら設定完了(入力は任意)
- ボトムメニューから「マイページ」を開き、「設定」から各種設定を行う
なお、iPhoneの「メッセージ」アプリでSMSを送信する場合、テキストメールの送信を有効にする必要があります。また、個別や迷惑SMSの受信・拒否の設定は、「My docomo」から行えます。
auのSMS設定手順
auのスマートフォンでは、SMS(Cメール)を「メッセージ」もしくは必要に応じて「+メッセージ」で管理します。「+メール」の初期設定の流れは、ドコモとおおむね同様です。
<au「+メッセージ」の初期設定>
- ホーム画面や一覧から「+メッセージ」をタップする
- 初期設定画面とアクセス権限の設定ページの「次へ」をタップして進む
- 利用条件等を確認し、「同意して利用する」もしくは「同意しない(SMS利用のみ)」をタップする
- プロフィールを入力し、「OK」をタップしたら設定完了(入力は任意)
- 右上の「三点リーダー」から「マイページ」を開くと、「設定」から各種設定を行える
なお、迷惑メールを規制する「迷惑SMSブロック」サービスの設定は「My au(アプリ)」から確認・変更可能です。
SoftBankのSMS設定手順
SoftbankのAndroidユーザーは、SMSをSoftBankが推奨するメールアプリまたは「+メッセージ」などで管理することができます。「設定」アプリからSMSのデフォルトとなるメールアプリを選択できるため、事前に設定しておくとスムーズです。「+メッセージ」の使用方法は、auとおおむね同様です。また、SMSの受信拒否・許可設定の詳細は「My Softbank」から行えます。
Softbankが推奨するメールアプリを使用している場合、送・受信、使用文字などの各設定を以下のような手順で確認・変更します。
<Softbank推奨のメールアプリの設定方法>
- ホーム画面や一覧からメールアプリをタップして開く
- 画面の下部に表示される「設定」を選択し、各種設定を確認する
楽天モバイルのSMS設定手順
楽天モバイルでは、主に「Rakuten Link」アプリを利用してSMSの送受信を行います。Rakuten Linkアプリを使えば、国内の携帯電話番号へのSMS送信が原則無料になる点が大きな特徴です。
<Rakuten Linkの初期設定>
- アプリストアから「Rakuten Link」をダウンロードして開く
- 楽天IDでログインし、画面の案内に従って本人確認(SMS認証)を行う
- アクセス権限などを許可し、初期設定を完了させる
なお、OS標準の「メッセージ」アプリでもSMSの送受信は可能ですが、その場合は通常のSMS送信料金(文字数に応じた従量課金)が発生するため注意が必要です。
SMS(ショートメッセージ・ショートメール)がビジネスシーンでもおすすめな理由
プライベートでSMSをやりとりする人はそう多くないかもしれませんが、ビジネスの場面ではメリットがたくさんあることをご存じですか?簡単に説明すると、以下のようなメリットがあります。
・集客に役立つ
SMSは、DMやメールなどに比べると開封率が高く、そのぶん相手に届けたい情報が見逃されにくくなると言われています。そのため、せっかく案内を送ったのに気づかれない、読まれないといった課題がある場合の対策としても有効です。
・業務効率化
届けたい内容を届きやすくすることで、業務の効率化が図れます。やりとりがスムーズに行えると仕事の滞りや行き違いによるトラブルも少なくなります。
・コスト削減
業務の効率化ができると、そのぶん人件費を抑えることが可能です。また、電話やDMなどにかかっていたコストよりも安価で済ませられることも多いです。
▼SMS(ショートメッセージ)送信サービスとは導入するための目的別 3つのポイント
SMS送信サービスの活用事例
SMS送信サービスの活用事例を紹介します。SMSの主な利用用途は、二段階認証やリマインド通知が主な利用用途になっています。メールよりも高い到達率ということで顧客へのアンケートなどにも利用されています。
①2段階認証としての本人確認
SNSなどのサービスにログインする際に2段階認証をするのが必須になりつつあります。なぜならユーザ名(メールアドレス)とパスワードのみでは、他のサービスでも同じものを使っていた場合、情報が流出している可能性があり、SMSを使った2段階認証を使うことでよりセキュリティを高めることが可能だからです。
②発送や入金のリマインド通知
入金や出金の確認のリマインド通知としてSMS送信サービスが活用されています。もし不正な入金や出金があった場合でもSMSが送信されることでいちはやく不正に気がつくことができます。またユーザにとっても安心感を得ることができます。
③顧客アンケート
高い到達率からより多くのアンケート結果を得たいときにSMSが活用されています。メールにくらべて到達率と開封率が高いため、アンケートを多くの人に回答してもらいたい場合にSMSが使われるケースが増えています。
SMS(ショートメッセージ・ショートメール)サービスの選び方
SMSサービスを選ぶときは、以下のポイントに留意してみてはいかがでしょうか。
- 目的に合った一斉送信ができるサービスを選ぶ
- セキュリティ対策を考慮して選ぶ
- 国内キャリアに対応しているサービスを選ぶ
- 導入コストと運用コストを比較検討して選ぶ
詳しい内容は以下の記事で解説しています。
▼SMS一斉送信サービスとは?メリット・デメリットから導入手順、選び方まで解説!
【法人向け】SMS送信サービスを選ぶ時の注意点
SMS送信サービスを選ぶ際は、メール配信だけでなくアンケートやユーザー管理など、周辺業務の効率化に役立つ機能が豊富に含まれたサービスを選択しましょう。また、トラブルやエラーが発生した際に、迅速に対応できるサポート体制が整備されたサービスを選択することも大切です。
ただし、SMSサービスの選択で最も重要なポイントは国内大手キャリアと直接接続ができる「国内直収接続」のサービスを選ぶことです。「国際網接続」は配信料金を安く抑えられますが、送信メールが国内の通信事業者のフィルタリングにかかってしまう可能性があります。その点、「国内直収接続」は未達リスクが少なく、約99.9%の到達率で届きます。
法人向けSMS送信サービスなら「KDDI Message Cast」
「KDDI Message Cast」はSMSを効率的に生かして顧客とコミュニケーションを取りたいという企業に役立つ法人向けSMS送信サービス。各主要キャリアと直接接続ができる「国内直収接続」を採用した配信品質が特徴です。多くの導入実績に基づくデータを活用し、到達率98%以上、開封率80%以上を誇ります。
また、長文送信SMSや一斉送信といった基本機能に加え、SMSの配信に伴う周辺業務の効率化を実現する高機能なオプション機能も数多く提供。RCSや+メッセージの送信にも対応しています。さらに、24時間365日体制の監視運用サポートも整備されており、万が一のトラブルやエラーにも安心です。ぜひ、「KDDI Message Cast」をご検討ください。
まとめ

この記事では、SMSの基本的な送り方から、活用する上でのメリット・デメリット、注意点について解説しました。SMSは電話番号だけでメッセージを送れる手軽なツールですが、料金体系や文字数制限、画像が送れないといった特徴を理解しておくことが大切です。
また、高い開封率や到達率といったメリットから、ビジネスシーンでの本人認証や重要通知、販促活動にも広く利用されています。個人での利用はもちろん、法人で顧客へのアプローチを強化したい場合は、一斉送信などが可能なSMS送信サービスの導入も有効です。この機会に、自社の用途に合ったSMSの活用を検討してみてはいかがでしょうか。
「KDDI Message Cast」ではSMS送信サービスを提供しております。一斉送信はもちろん、そのほか豊富な機能でお客様のSMS送信を支援しておりますので是非ご活用ください。
▼KDDI Message Cast(KDDIメッセージキャスト)詳しくはこちら
https://kddimessagecast.jp/
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この資料でわかること
- SMSの利用実態と他コミュニケーションツールとの比較
- ビジネスシーンにおけるSMSの代表的な利用用途
- 「KDDI Message Cast」の導入事例
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