+メッセージ(プラスメッセージ)とは?SMSとの違い、料金、法人活用のポイントを解説

+メッセージ(プラスメッセージ)とは、NTTドコモ・au・ソフトバンクが提供するRCSベースのメッセージサービスです。電話番号だけで画像・動画・スタンプを送受信でき、SMSの手軽さを保ちながら表現力を大幅に拡張できます。この記事では、+メッセージの基本機能やSMS・LINEとの違い、料金体系から、法人がRCS配信を活用するメリットと導入事例までをわかりやすく解説します。
目次
+メッセージ(プラスメッセージ)とは
+メッセージは、NTTドコモ・au・ソフトバンクの国内3キャリアが提供するメッセージサービスです。電話番号を宛先としてテキストだけでなく、写真・動画・スタンプなどのリッチコンテンツを送受信できます。
従来のSMSが最大全角70文字のテキスト送信に限られていたのに対し、+メッセージでは最大全角2,730文字のテキストに加え、画像や動画の添付も可能です。
+メッセージの主な特徴
| 項目 | SMS | +メッセージ |
|---|---|---|
| 文字数上限 | 全角70文字(長文SMS:670文字) | 全角2,730文字 |
| 画像・動画 | 送信不可 | 送信可能(最大100MB) |
| グループメッセージ | 不可 | 最大100人 |
| 既読機能 | なし | あり |
| スタンプ | なし | あり |
| 料金 | 1通3.3円~(送信者負担) | パケット通信料のみ |
+メッセージの利用方法と対応機種
+メッセージを利用するには、対応するスマートフォンに専用アプリをインストールする必要があります。
対応端末と利用開始の手順
- Androidスマートフォン: Google Playストアから「+メッセージ」アプリをダウンロード。なお、NTTドコモでは2026年3月12日よりGoogleメッセージが標準メッセージアプリとして設定されており、Googleメッセージ経由でもRCSメッセージを受信できます
- iPhone: App Storeから「+メッセージ」アプリをダウンロード。auではiOS 18.4以上でiPhone向けRCSに対応済み(iOS 26.1以降はデフォルト有効、povo2.0/MVNOはiOS 26.2以上が必要)です。ソフトバンクでは2026年3月25日よりiPhone向けRCS対応(iOS 26.4以上)が開始されており、iPhoneの標準メッセージアプリでもRCSメッセージを受信できるようになりました。なお、NTTドコモのiPhone向けRCS対応は2026年3月時点で未発表です
- 利用条件: NTTドコモ・au・ソフトバンクいずれかの回線契約が必要
注意点: 送信相手も+メッセージアプリをインストールしている必要があります。相手がアプリを利用していない場合は、自動的にSMSとして送信されます。
+メッセージの料金体系
+メッセージの個人利用における料金は、パケット通信料のみです。SMSのように1通ごとの送信料はかかりません。
個人利用の料金比較
| メッセージ手段 | 送信料金 | データ通信 |
|---|---|---|
| SMS | 1通3.3円~(文字数により変動) | 不要(電話回線使用) |
| +メッセージ | 無料 | パケット通信料が発生 |
| LINE | 無料 | パケット通信料が発生 |
Wi-Fi環境下であれば、+メッセージの利用に追加費用は発生しません。
+メッセージとSMSの違い
+メッセージとSMSはどちらも電話番号を宛先とするメッセージサービスですが、機能面で大きな違いがあります。
機能の違い一覧
| 比較項目 | SMS | +メッセージ |
|---|---|---|
| 送信可能な内容 | テキストのみ | テキスト・画像・動画・スタンプ・位置情報 |
| 文字数制限 | 全角70文字(長文SMS:670文字) | 全角2,730文字 |
| 送信料金 | 1通3.3円~ | パケット通信料のみ |
| 既読確認 | 不可 | 可能 |
| グループチャット | 不可 | 可能(最大100人) |
| アプリインストール | 不要(標準機能) | 必要 |
| 対応キャリア | 全キャリア | NTTドコモ・au・ソフトバンク |
SMSは電話番号さえあれば誰にでも送信できる手軽さがある一方、+メッセージはリッチコンテンツの送受信に対応しているという強みがあります。
+メッセージとLINEの違い
+メッセージとLINEは、ともにリッチコンテンツの送受信に対応するメッセージアプリですが、利用方法やビジネス活用の観点で異なります。
| 比較項目 | +メッセージ | LINE |
|---|---|---|
| アカウント | 電話番号 | 専用アカウント |
| 友だち追加 | 不要(電話番号で送受信) | 必要 |
| ユーザー基盤 | 3キャリアユーザー | 約9,700万人(国内) |
| 法人利用 | KDDI Message Cast等の配信プラットフォーム経由でRCS配信として利用可能 | LINE公式アカウント |
| セキュリティ | キャリア管理 | LINE社管理 |
LINEは友だち追加という事前のアクションが必要ですが、+メッセージは電話番号があれば送信できるため、企業から顧客への初回アプローチに適しています。
+メッセージの4つのメリット
電話番号だけで送信できる
LINEやメールのように、事前にアカウント登録やアドレス交換をする必要がありません。携帯電話番号を知っていれば、すぐにメッセージを送れます。
リッチコンテンツの送受信が可能
テキストだけでなく、写真・動画・スタンプなど多様なコンテンツを送受信できます。商品画像やマニュアル動画の共有などに便利です。
1通あたりの送信料が不要
SMSでは1通ごとに3.3円~の送信料がかかりますが、+メッセージはパケット通信料のみで利用できます。
既読機能で到達確認が可能
メッセージが相手に読まれたかどうかを確認できる既読機能を搭載。重要な連絡の到達確認に活用できる機能です。
+メッセージ利用時の3つの注意点
送受信の双方がアプリをインストールしている必要がある
+メッセージの機能をフルに活用するには、送信者・受信者の双方がアプリをインストールしている必要があります。相手が未インストールの場合はSMSとして送信され、テキストのみに制限されます。
対応キャリアの状況を確認する
+メッセージアプリが利用できるのは、NTTドコモ・au・ソフトバンクの3キャリアです。
ただし、RCS(+メッセージの基盤技術)の対応範囲は拡大が続いています。各キャリアのRCSの最新対応状況(消費者向け)は以下のとおりです。
- NTTドコモ: 2026年3月12日よりGoogleメッセージを標準メッセージアプリとして設定。Android端末でRCSメッセージが利用しやすい環境になりました
- ソフトバンク: 2026年3月18日よりAndroidでのRCS対応を開始、同年3月25日よりiPhone向けRCS対応(iOS 26.4以上)を開始。iPhoneの標準メッセージアプリでもRCS受信が可能になりました
- au(MVNO含む): 2025年10月16日よりau・UQ mobile・povo1.0で申し込み不要化。2025年12月16日からはpovo2.0および au回線利用のMVNOでも利用可能に
ソフトバンクのiPhone RCS対応開始により、+メッセージアプリをインストールしていなくてもRCSメッセージを受信できる端末が増えています。なお、NTTドコモのiPhone向けRCS対応は2026年3月時点で未発表です。また格安SIM(MVNO)の一部では引き続き利用できない場合があります。
Wi-Fi環境がないとデータ通信料が発生する
+メッセージの送受信にはパケット通信が必要です。モバイルデータ通信環境下ではデータ通信量を消費するため、データ容量が少ないプランを利用している場合は注意が必要です。
+メッセージからRCSへ:次世代メッセージングの進化
+メッセージはRCS(Rich Communication Services)という国際標準技術規格を国内3キャリアが実装したサービスです。近年はGoogleメッセージやiOSの標準メッセージアプリでもRCS対応が進んでおり、キャリアによっては+メッセージ専用アプリなしでRCSメッセージを受け取れる環境が広がっています。
2026年に入ってからも対応が加速しており、NTTドコモは3月12日にGoogleメッセージを標準化(Android向け)、ソフトバンクは3月18日にAndroid向け・3月25日にiPhone向け(iOS 26.4以上)のRCS対応を開始しました。なお、NTTドコモのiPhone向けRCS対応は2026年3月時点で未発表です。
法人向けには、RCS Business Messaging(RBM)という配信方式があります。企業ロゴの表示やアクションボタンの設置、カルーセルなど、消費者向けRCS(+メッセージ)にはない法人配信機能を利用できます。
+メッセージとRCS(RBM)の位置づけ
| 項目 | +メッセージ | RCS Business Messaging(RBM) |
|---|---|---|
| 位置づけ | RCS規格の国内消費者向け実装(3キャリアのサービス名) | RCS規格を活用した法人向け配信方式 |
| 対応範囲 | 日本国内のRCS/+メッセージ対応端末 | 世界中のRCS対応端末(+メッセージ含む) |
| 企業活用 | 個人間メッセージが主用途 | 企業ロゴ・認証マーク・ボタン・カルーセル等に対応 |
| フォールバック | RCS/+メッセージ非対応端末にはSMSへ自動フォールバック | RCS/+メッセージ非対応端末にはSMSへ自動フォールバック |
+メッセージはRCSという共通の技術規格の上に構築されており、RCS対応端末の普及に伴い、+メッセージアプリの有無にかかわらずリッチメッセージを受け取れる環境が整いつつあります。
法人がRCS(+メッセージ含む)を活用するメリット

企業ロゴ・認証済みマークの表示
RCSでは、送信元の企業ロゴと認証済みマークが表示されるため、なりすましやフィッシング詐欺との差別化ができます。受信者の安心感が高まり、メッセージの信頼性が向上します。
リッチコンテンツで高いエンゲージメント
画像・動画・ボタン・カルーセルなど、多彩なコンテンツを配信できます。SMSと比較してクリック率が1.5~2倍向上するという実績もあります(※)。
※出典:日経クロストレンド「SMSの次世代規格『RCS』が企業のモバイル・コミュニケーションを革新」https://xtrend.nikkei.com/info/09/00070/101700110/
RCS導入による具体的な成果
RCS(+メッセージ含む)を導入した企業では、実際に以下のような成果が報告されています。
| 業界 | 活用内容 | 成果 |
|---|---|---|
| 不動産 | エアコン故障・クリーニング案内を紙DMからRCSに切替 | 申込受付率が2.3倍に向上 |
| 金融(※) | ローン審査リマインドをSMS・RCSで送付 | 承認率が20%改善(SMS比7%改善) |
| 印刷(TOPPANエッジ) | RCS×SMSハイブリッド配信 | 開封率88%、クリック率30% |
※出典:日経クロストレンド「SMSの次世代規格『RCS』が企業のモバイル・コミュニケーションを革新」https://xtrend.nikkei.com/info/09/00070/101700110/
フォールバック機能で確実に届く
RCS/+メッセージに対応していない端末には、SMSへ自動的にフォールバックされます。RCS対応端末にはリッチメッセージが届き、非対応端末にもSMSとして届くため、到達率を維持したまま配信できます。
SMS vs RCS/+メッセージ:法人利用の料金・機能を比較
法人がメッセージ配信を検討する際に押さえておきたい、SMSとRCS/+メッセージの違いを整理します。なお、法人がRCS/+メッセージを配信するには、KDDI Message Castのような対応配信プラットフォームが必要です。
法人向けメッセージ配信の比較
| 比較項目 | SMS | RCS/+メッセージ |
|---|---|---|
| 送信内容 | テキストのみ(最大670文字) | テキスト・画像・動画・ボタン・カルーセル |
| 到達範囲 | 全キャリア・全端末 | 対応端末のみ(非対応はSMSフォールバック) |
| 企業ロゴ表示 | 不可 | 可能(認証済みマーク付き) |
| 法人配信方法 | KDDI Message Cast等の配信プラットフォーム経由 | KDDI Message Cast等のRCS対応プラットフォーム経由 |
| 開封率の目安 | メールより30%高い | SMS比で1.5〜2倍のクリック率 |
法人向け配信の料金構造
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 初期費用 | 0円(KDDI Message Cast) |
| 月額費用 | 0円(完全従量課金制) |
| 課金方式 | 送信成功分のみ課金 |
| 無料トライアル | 最大2ヶ月、3,000通まで |
| ボリュームディスカウント | 送信通数に応じて適用 |
法人向けメッセージ配信なら KDDI Message Cast
法人としてSMS・RCS(+メッセージ含む)の配信を検討するなら、KDDI Message Castを推奨します。
通信キャリアKDDIならではの信頼性
国内4キャリア(NTTドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイル)との直収接続により、98%以上の到達率を実現しています。24時間365日の監視体制と、キャリアレベルのセキュリティ基盤で、重要なメッセージを確実に届けます。
SMS送信サービス市場シェアNo.1
SMS送信サービス市場においてシェア16.59%を獲得し、業界トップの地位を確立しています。※1 2025年下半期BOXILランキングではSMS関連3カテゴリで総合1位、計31部門で1位を獲得しました。※2
※1 出典:BOXIL MAGAZINE「SMS送信サービスのシェア・市場規模」https://boxil.jp/mag/a8599/(2025年4月10日時点)
※2 調査期間:2025年7月1日〜2025年12月31日/調査主体:スマートキャンプ株式会社/調査方法:SaaS比較サイト「BOXIL」上での資料請求数に基づく(詳細はこちら)
業界初のRCS配信対応
2025年5月より、国内SMS配信サービスとして業界で初めてRCS配信に対応しました。RCS/+メッセージ非対応端末へのSMSフォールバック機能を備えており、SMSに加え、RCS規格をベースにした+メッセージ、そして法人向けRCS配信の3チャネルを統合配信できます。
3つの利用方法
企業の規模やIT環境に合わせて、3つの方法から選択できます。
| 利用方法 | 特徴 | 対象 |
|---|---|---|
| 管理画面 | 直感的な操作で一斉送信・個別送信 | まずは簡単に始めたい企業 |
| API連携 | 既存システムとリアルタイム連携 | システム統合を重視する企業 |
| Salesforce連携 | AppExchange評価4.75、フロー機能連携 | CRM中心の顧客管理を求める企業 |
「Salesforce連携」についてはこちら。
導入事例
RCS(+メッセージ含む)の導入事例として、TOPPANエッジ株式会社では、RCS×SMSハイブリッド配信により開封率88%、クリック率30%を実現しています。
また、不動産業界では+メッセージ配信への切り替えにより、新規申込受付率が前年比2.3倍に向上した実績もあります。
詳しくは「不動産業界の導入事例」と「TOPPANエッジ株式会社の導入事例」をご覧ください。
まとめ
+メッセージは、RCS(Rich Communication Services)という国際標準技術規格を国内3キャリアが実装したリッチメッセージサービスとして、個人間のコミュニケーションに広く利用されています。
RCS対応端末の普及は加速しており、NTTドコモのGoogleメッセージ標準化(2026年3月、Android向け)やソフトバンクのiPhone向けRCS対応(2026年3月、iOS 26.4以上)を経て、+メッセージアプリなしでもリッチメッセージを受け取れるユーザーが増えています。
法人利用においては、リッチコンテンツ配信、企業ロゴ表示、フォールバック機能など、RCS(+メッセージ含む)ならではのメリットが多数あります。不動産業界での申込受付率2.3倍向上、金融業界での承認率20%改善など、具体的な成果が報告されました。
KDDI Message Castは、SMSに加え、RCS規格をベースにした+メッセージ、そして法人向けRCS配信の3チャネルを統合配信できるプラットフォームです。初期費用・月額費用0円の完全従量課金制で、最大2ヶ月3,000通の無料トライアルから始められます。
法人向けのメッセージ配信をご検討の方は、まずは無料の資料ダウンロードからお気軽にお試しください。
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この資料でわかること
- SMSの利用実態と他コミュニケーションツールとの比較
- ビジネスシーンにおけるSMSの代表的な利用用途
- 「KDDI Message Cast」の導入事例
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