KDDI Message Cast for Salesforce とは

Salesforce上から SMS ・ RCS を送信できるサービスです。Salesforce AppExchangeからのインストールですぐにご利用でき、今まで別々に運用していた Salesforce ・ SMS ・ RCS が一気通貫で活用できます!

「AI×SMS」の力でパーソナライズされたメッセージの自動生成やSalesforceフローを活用したSMS自動送受信が可能となります。

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\2025年10月より、SMSの進化版「RCS」にも対応開始/

画像や動画、ボタン付きメッセージで、顧客に安心とリッチな体験を提供します。

Salesforceからの SMS ・ RCS 送信とは?

Salesforceからの SMS ・ RCS 送信は、Salesforce の CRM Platform 内から顧客に直接短信を送る機能です。高い開封率を生かし、Salesforceの詳細な顧客情報に基づいてパーソナライズされたメッセージを即座に配信し、 SMS ・ RCS の配信・開封データの取得が可能です。AppExchange のアプリを介して簡単に統合できます。

SMS ・ RCS とSalesforce連携によるメリット

クリック率の高い SMS ・ RCS がCRM連携することにより精緻な顧客管理が実現できます。

メリット

  • Salesforce 上での配信により配信業務の一元化。Salesforce に登録の番号へ SMS ・ RCS 配信可能。
  • Salesforce の画面上で送受信・結果取得を一元化。Salesforce 上で送信履歴や結果確認が可能。
  • クリック率の高い SMS ・ RCS 配信による顧客データの蓄積が加速。 SMS ・ RCS 配信による顧客データの精緻化が可能

KDDI Message Cast for Salesforce でできること

Salesforce AppExchange からインストールで、 SMS ・ RCS 送信が利用可能 

Salesforce を使用している場合、Salesforce AppExchange から簡単に SMS ・ RCS 送信機能を拡張するアプリをインストールできます。これにより、Service Cloud 内で直接 SMS ・ RCS を管理・送信し、顧客サービスを強化することが可能になります。

SMS ・ RCS 送信サービス「KDDI Message Cast for Salesforce」

双方向SMSの送信

単方向SMSの送信はもちろん、双方向でのSMS送信にも対応しています。チャット画面から簡単に顧客とSMSのやり取りができるため、日程調整やアンケートに活用できます。
またお客さまからの返信を受け取るだけでなく、お客さま発のSMSの受信も可能です。

※RCSは、基本機能として双方向でのコミュニケーションが可能かつ、企業公式アカウントの発行と認証マークの付与により信頼性が高いため、なりすまし対策にも効果的です。
詳細はこちら「RCS」

双方向SMSの送信画面イメージ

KDDI Message Cast for SalesforceのSMS送信画面から単方向SMS(送信専用)または双方向SMSのいずれかを選択でき、送信方式 双方向 を選ぶことで双方向SMSの送信が可能になります。

チャット画面イメージ
チャット画面上から、送信先のお客さまとの会話が可能です。また送信内容、受信内容をタイムライン形式で確認できます。
さらにチャット画面上のボタンで対応状況や未読、既読を切り替えができ、操作に合わせて対応中対応者が更新されます。

「KDDI Message Cast for Salesforce」が対応しているSalesforce製品について

  • Salesforce Sales Cloud
  • Salesforce Service Cloud
  • Salesforce Platform

この3つの製品に対応しております。

*Sales Cloud 製品概要|SFA (営業支援ツール) | セールスフォース・ジャパン

*Service Cloud製品概要 | カスタマーサービス | セールスフォース・ジャパン

*CRM向けカスタムアプリケーション – Salesforce Platform | セールスフォース・ジャパン

Salesforce のライセンスエディションの対応について

  • Enterprise Edition
  • Unlimited Edition

また Essentials Edition / Professional Edition は非対応です。

Salesforce公式AppExchangeの紹介動画

Salesforce公式AppExchangeの紹介動画に「KDDI Message Cast for Salesforce」が紹介されました。

Salesforce連携のSMSサービスで顧客データを一元管理、分析 (KDDI Message Cast) – YouTube

KDDI Message Cast for Salesforce 提供機能

Salesforceに登録された会員様情報を利用した便利な機能があります。

個別/一括 SMS・RCS 配信Salesforceの画面上から特定のリードや取引先を指定して、個別配信・一括配信ができます。
承認機能SMS ・ RCS 送信前に社内で送信内容を確認する承認申請のステップを挟むことで、誤送信を防止できます。
テンプレート作成SMS ・ RCS 送信時に定型の送信内容をテンプレートとして管理・転記できます。
変数だし分けSalesforce 上に登録している変数情報(名前、会員番号等)の個別情報をテキスト上に差し込める機能。宛先ごとにだし分けが可能です。
到達結果/送信履歴表示送信結果がSalesforce に記録されます。また、送信履歴をユーザー単位で確認できます。
短縮URL機能SMS ・ RCS で配信するURLを21文字に短縮してSMS ・ RCS 送信文に挿入することができます。また、クリック数やアクセス日時も分かります。
SMS ・ RCS 送信除外SMS ・ RCS 送信を希望しないお客様をSMS送信対象から除外することができます。
再送機能電源OFFや圏外などでSMS ・ RCS が届かなかった場合に、再送を指定回数実行できます。
フロー連携Salesforce のフロー機能と連携することで、一定の条件下でSMSを自動配信することができます。
双方向SMSSalesforce 上でSMSの送受信が可能になり、顧客との会話ができるようになります。

※RCSは、基本機能として双方向でのコミュニケーションが可能かつ、企業公式アカウントの発行と認証マークの付与により信頼性が高いため、なりすまし対策にも効果的です。 詳細はこちら「RCS」

KDDI Message Cast for Salesforce の特徴

外部システムとのAPI連携が可能

本製品との接続用APIを利用することで外部システムと連携することができます。

共通番号対応で迷惑SMS対策と、双方向SMSの送信が可能

KDDI、NTTドコモ、ソフトバンク、楽天モバイル公認の「0005」から始まる10桁の「共通番号」から SMS を送信することで、ユーザーをフィッシング詐欺から守るだけでなく、なりすましによる被害を未然に防ぐことができます。
共通番号を活用したSMS詐欺対策パッケージ 

さらに共通番号を利用することで、 SMS 送信先のお客さまからの返信を Salesforce で受け取ることが可能です。SMS だけで顧客対応を完結できるため、顧客対応業務の効率化やコスト削減につながります。
双方向SMSのメリットや活用事例はこちら

※RCSは、基本機能として双方向でのコミュニケーションが可能かつ、企業公式アカウントの発行と認証マークの付与により信頼性が高いため、なりすまし対策にも効果的です。
詳細はこちら「RCS」

KDDI Message Cast for Salesforce の導入事例

給付の申請や給付物品申込未完了者へのリマインド手段の一つとして導入

第一弾子ども食費支援事業での配信では、合計136,000通送り、配信後で前日比平均3.6倍の給付物品申込に繋がりました。また、第二弾の配信では、メールと比較し低い平均値にはなりましたが、今回のSMS導入の大きな効果としてメールでアプローチできていない方に配信が出来るようになったことがあります。

大阪府 福祉部福祉総務課の事例をもっと読む

架電時不通のお客さまへSMSを送ることで不通でも確実に要件をお伝えし、2回目架電時の不通率も改善

1回目に不通の場合、SMSを送ることで電話番号を認知していただき、2回目以降でお電話に出ていただけることが増えています。実際にまだ導入して1か月ですが、2回目の不通率は4%改善されています。また、不通でもSMS配信をすることで、点検などのご連絡ができる割合が全体の20%から29%まで改善されました。

トヨタカローラ群馬株式会社の事例をもっと読む

SalesforceとKDDI Message Castを連携し、セミナー参加率+5~10%改善

KDDI Message CastではSalesforce内で確認できるのでデータの一元管理ができます。おかげで現場のメンバーが自主的にSalesforceのレポートで各種KPIを追いかけながら、たとえばターゲットごとにメッセージの内容や配信の時間帯を変えるなど、様々な改善を図ることができるようになりました。

株式会社Scale Managementの事例をもっと読む

Salesforce連携により誤配信ゼロを目指す

KDDI Message Castでは、Salesforce上から直接送れるので、以前のようなコピー・アンド・ペーストによる人為的ミスは起きません。さらに誤配信防止機能を使えば、送信の際、上長に内容の承認依頼を申請してダブルチェックできるようになるので、メンバーの不安を大幅に軽減できると考えています。

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KDDI Message Cast for Salesforce の利用方法

Salesforce Platform をご利用中の企業は、Salesforce AppExchange からSMS送信サービス「KDDI Message Cast for Salesforce」をインストールしていただき、基本設定するだけで利用可能です。Salesforce のアプリとして利用可能なため、利用環境構築のための費用は発生せず、容易にご利用いただけます。

サービス導入までの流れ

STEP01

導入検討

  • ・お打合せ
  • ・サービス資料の確認
  • ・デモの確認
  • ・お見積り

STEP02

導入決定

  • ・申込書の記入、送付
  • ・アカウント発行
    (アカウント発行まで6-10営業日)

STEP03

インストール

App Exchangeから、KDDI Message Cast for Salesforceをインストール

STEP04

初期設定

  • ・フロー権限の付与
  • ・権限の割り当て
  • ・組織設定
  • ・リモートサイト設定
  • ・送信元電話番号設定
  • ・バッチ設定
  • ・関数設定
  • ・レポート設定
  • ・カスタムオブジェクト設定

STEP05

運用準備

  • ・リストビューの作成
  • ・レポートのカスタマイズ
  • ・カスタム項目の追加
  • ・ページレイアウトの変更
  • ・送信元電話番号の追加
  • ・関数マッピングの割当

利用開始

利用開始

お客さまにて作業を実施

KDDI Message Cast for Salesforceの導入については、アカウント発行後、弊社から配布するサービス利用マニュアルに沿って、原則お客さまご自身で対応していただきます。

SalesforceのAI「Agentforce」と連携できる「KDDI Message Cast for Salesforce AI拡張オプション」

「KDDI Message Cast for Salesforce AI拡張オプション」は、「KDDI Message Cast for Salesforce」にアドオンでインストールすることで、Salesforceの自律型AIエージェント「Agentforce」と連携し、AIとSMSの相乗効果でSMS送信業務の効率化と顧客対応の質の向上を実現するアプリケーションです。
Salesforce上の顧客データを活用し、パーソナライズされたメッセージを自動生成。Salesforceフロー機能と連携することで顧客の行動に合わせた最適なタイミングでのSMS自動送信も可能になります。 さらに、送受信履歴を学習データとして活用することで回答精度が向上し、顧客からの問い合わせ対応の継続的な改善が可能となります。

「KDDI Message Cast for Salesforce AI拡張オプション」は、 AppExchange から入手いただけます。

「AI×SMS」の力でパーソナライズされたメッセージの自動生成やSalesforceフローを活用したSMS自動送受信が可能となります。

詳細はこちら

関連リンク

お役立ち資料「SalesforceからSMSが送れる!〜従来の連絡手段との比較効果をお伝えします!~」