2025年1月24日

業種
自動車
従業員数
非公開
取り組み
DM(ダイレクトメール)での車検誘致をSMSに切り替えたことで、5.4万円/月のコストカットを実現
利用用途
利用
サービス

自動車販売店X様では、営業推進の部門にて KDDI Message Cast for Salesforce を導入していただきました。同販売店では、車検誘致にDMを利用していましたが、郵送にかかるコストが年々増加しており、郵便料金の値上げ(24年10月)も控えていたことから、コスト削減を目的として電話番号を保有しているお客様に対し、KDDI Message Cast for Salesforce からSMSを配信いただきました。

採用の理由と経緯

− 業務の中で、どのような課題がありましたか?

毎月郵送しているDMについて、DXがトレンドの現代において、いつまでもアナログかつコストが高い「紙での郵送(2024年10月より郵便料金が値上げ)」ではいけないと考えていました。しかし、LINEやSMS、その他各種SNSなど様々な案内ツールがある中で、どれが最適な手段なのか悩んでおりました。

− KDDI Message Cast for Salesforce を選んだ理由は?

既に充足率の高い「携帯電話番号」を使用したSMSであること、現在営業活動で使用しているCRMツールにて運用・連携ができることが大変魅力的だと感じ、導入に至りました。

導入後の効果

− KDDI Message Cast for Salesforceをどのように利用していますか?

SMS配信対象の条件を満たしているお客様に対して、点検予約案内をSMSで一括配信しています。

− SMS配信設定で困難だった内容や弊社サポート体制について教えてください。

SMS配信対象となるリストビューの作成に苦労しましたが、KDDIの担当者様には、全てにおいて手厚くフォローいただきました。こちらの希望やイメージをお伝えし、担当者様が実装、それを当社が確認・校正し、要望をお伝えして対応いただくなどを繰り返し、最終的には理想のリストビューが完成しました。分からないことも速やかに回答していただき、工数のかかる作業もサポートいただけたため、大変助かりました。

− 実際に運用していくにあたって社内周知をどのように進めたのでしょうか?

当社は「SMS」と「DM郵送」の併用を念頭においていました。従来からDM印刷も担当している店舗の事務スタッフに KDDI Message Cast for Salesforce からの「SMS」送信対応を任せるため、まず最初に連携しました。
一番大変だったのは「SMS」と「DM」どちらを送付するかの、お客様の振り分けと、店舗でのオペレーション作成でした。店長、営業スタッフにはリモート勉強会を実施することで周知を行いました。

− 実際にSMSを導入して、社内やお客様からどのような反応がありましたか?

スタッフや事務担当者への社内マニュアル作成に工数はかかりましたが、特段社内からの反発もなくスムーズに導入することができました。
お客様へは店頭やホームページ、SMS文中にて「CO2(紙)削減の観点より・・」とご説明を実施したおかげか、当初想定した反発やクレームなどは無く、むしろ送信直後から一部店舗では点検予約の電話が殺到するなど、嬉しい誤算もありました。SMSの到達率の高さと到達までの早さを実感し、大変驚きました。
当社では「SMS送信顧客」「DM郵送顧客」問わず、スタッフから電話誘致を継続実施しております。SMS受信に気が付かれないご年配のお客様や、固定電話でのご登録となる法人のお客様などSMSの送信に不向きなお客様もいるため、電話誘致の際に丁寧なご説明を行い、お客様のご要望から最適な案内手段に振り分けするよう、スタッフに指導しています。

− KDDI Message Cast for Salesforceの導入によって、どのような効果が出ていますか?

お客様同意のもとで携帯電話番号を取得している、お客様およそ3,000名に対して、DMの代わりにSMSを配信することで、約5.4万円/月のコストカットを実現できました。また、付随効果として、CO2の削減にも寄与できています。

− KDDI Message Cast for Salesforce の今後の活用方法として検討していることはありますか?

現状では車検・点検案内に限定して KDDI Message Cast for Salesforce を利用していますが、イベントや販売施策の告知など、現在DMで行っている営業・マーケティング施策においても SMSの活用を検討しています。