SMSは文字数制限がある?キャリアや携帯電話の機種別の上限や料金を徹底解説

簡単にメッセージを送れるSMSは便利なツールですが、送信可能な文字数には制限があり、使っている携帯電話の機種やキャリアによって上限が異なります。特にビジネス用途で長文を送信したい場面では、この文字数制限を把握しておくことが重要です。
この記事では、SMSで送れる最大文字数のルールや、文字数ごとの料金体系、キャリア別の違い、そして法人向けサービスのメリットまで詳しく解説しています。SMSを有効に活用したい方は、ぜひ参考にしてください。
目次
SMSに文字数制限はある?
SMSとは?
SMSとは、Short Message Service(ショートメッセージサービス)の略で、電話番号を宛先としてメッセージのやりとりをするサービスです。
同じキャリア同士だけでなく他社端末ともやりとりが可能で、初期段階で端末に搭載されている機能であるため、アプリのインストールは必要ありません。
詳細についてはこちら:SMS(ショートメッセージ)とは?料金や送受信方法をわかりやすく解説
SMSの文字数制限
SMSの機能は携帯電話が一般に広まった1990年代後半からあるサービスですが、長らく文字数は全角70文字が上限となっていました。そこに変化があったのは2017年。auとNTTドコモがau同士、NTTドコモ同士の文字数制限を670文字まで引き上げます。さらにその2年後の2019年9月にはau、NTTドコモ、ソフトバンクから他キャリアへの送信でも、最大670文字まで上限が拡張されました。
また、SMSの次世代規格であるRCS(Rich Communication Services)も登場しています。RCSは、SMSと同様に電話番号でメッセージを送受信でき、写真や動画、スタンプといったリッチコンテンツのやり取りが可能です。国内では、2018年にKDDI、NTTドコモ、ソフトバンクの3社がRCS規格に準拠したアプリ「+メッセージ」のサービスを開始し、「+メッセージ」利用者同士であれば最大で全角2,730文字の長文メッセージを送信できます、また現在では、Android端末か、au・UQ mobile回線の一部のiPhoneであればRCSにも対応しています。
関連リンク:RCSとは?SMSとの違い、メリット、ビジネス活用事例まで徹底解説
https://kddimessagecast.jp/blog/rcs/241210/
【機種別】SMSの文字数制限
SMSを送信するメッセージアプリには、670文字以上送信できる機能が搭載されているものもあります。同じアプリの機能なので、これらの文字数制限も覚えておきましょう。
iPhone(iMessage)の文字数制限
iPhoneでSMSを送る場合の最大文字数は、全角670文字です。ただし、iPhone4s以前に販売された機種や、古いバージョンの場合は、最大70文字となります。
iPhoneにはiOS端末間で利用できる「iMessage」が搭載されています。iPhoneのメッセージアプリではiOS端末へSMSを送信しようとしても自動的にiMessageに切り替わります。SMSとiMessageは送信画面が似ているため、見分けがつきづらいですが、自分の吹き出しが青の場合はiMessageで、緑の場合はSMSです。iMessageの場合は、iPhoneの機種にかかわらず、文字数制限はありません。

引用元:iMessage と SMS/MMS について – Apple サポート
関連リンク:iMessage(アイメッセージ)とは?SMS・MMSとの違いや特徴を徹底解説
https://kddimessagecast.jp/blog/sms/imessage_toha_sms_mms_chigai/
Android(RCS/+メッセージ)の文字数制限
SMSの次世代規格として登場したのがRCS(Rich Communication Services)です。国内ではAndroid端末やau・UQ mobile回線の一部のiPhoneで利用できるほか、RCS規格に準拠したメッセージアプリ「+メッセージ」が提供されており、2018年5月以降にau、ドコモ、ソフトバンクの3社から発売されたAndroid端末に標準搭載されています。iPhoneでも、アプリをインストールすれば利用可能です。
「RCS」「+メッセージ」利用者同士でメッセージを送る場合、文字数の上限は全角2,730文字に拡張され、写真や動画、スタンプなども送信できます。送信相手が「RCS」「+メッセージ」を利用していない場合は、自動的にSMSとして送信され、文字数上限は全角670文字となります。
楽天モバイル(Rakuten Link)の文字数制限

「Rakuten Link」は楽天モバイルの利用者のみが使えるメッセージアプリです。
こちらもRakuten Link利用者同士だと画像や動画が送信でき、文字数も全角1,500文字まで送れます。送信先がRakuten Link利用者ではない場合は、SMSとして全角660文字まで送信可能です。
ガラケーの文字数制限
ガラケーでSMSを送信するときにはスマートフォンの場合と文字数制限が異なります。ガラケーは長文のSMSに対応していないため、全角では最大70文字、半角英数字では最大160文字です。スマートフォンからガラケーにSMSを送信するときには注意が必要です。ガラケーの文字数制限に合わせないとSMSを閲覧することができないからです。
データSIMの場合はSMS機能の有無に注意
キャリア別の文字数制限の項目でも触れましたが、格安SIMでSMS機能付きプランではない「データSIM」を使っている場合は、SMSが利用できません。格安SIMでSMSを利用したい場合は、「音声通話SIM」か「データSIM」のSMS機能付きプランにしましょう。
【キャリア別】SMSの文字数制限
ここからは各キャリア別と格安SIMなどによるSMSの文字数制限について詳しくご紹介していきます。基本的にはどのキャリアでも文字数制限は同じですが、型の古い機種では文字数制限の上限が少なくなります。
auのSMS文字数制限
auのスマートフォン、携帯電話で全角670文字(半角1,530文字)まで送受信できる機種は以下の通りです。それ以外の機種では全角70文字(半角160文字)となります。
最大全角670文字の対応機種
- Android:2017年5月以降発売の4G LTEスマートフォン/4G LTEケータイ、または+メッセージアプリをダウンロード済みの4G LTEスマートフォン
- iPhone:iOS 10.3.0以上、キャリアバージョン28.3以降(iPhone 4S除く)
注意点
- 3Gケータイ/3Gスマートフォンの場合、半角160文字・全角70文字ずつ分割して受信します。
- 一部端末では全角50文字(半角100文字)となる場合があります。
※詳細はau公式サイトをご確認ください。
NTTドコモのSMS文字数制限について
NTTドコモのスマートフォン、携帯電話で全角670文字(半角1,530文字)まで送受信できる機種は以下のページをご覧ください。
対応機種 | ショートメッセージサービス(SMS) | サービス・機能 | NTTドコモ
https://www.docomo.ne.jp/service/sms/compatible_model/
ソフトバンクのSMS文字数制限
ソフトバンクのスマートフォン、携帯電話で全角670文字(半角1,530文字)まで送受信できる機種は以下の通りです。それ以外の機種では全角70文字(半角160文字)となります。
最大全角670文字の対応機種
- Android:「+メッセージ」アプリバージョン10.2.11以降、または「SoftBankメール」アプリバージョン8.0.0以降
- iPhone:iOS 5.0 以降推奨
注意点
- Android 4.4.4以前の一部の端末では全角670文字の送受信に対応していません。
※詳細はソフトバンク公式サイトをご確認ください。
格安SIMの文字数制限
格安SIMの文字数制限も基本的には上限が全角670文字(半角1,530文字)となります。ただし、主要キャリアと同じように古い機種では全角70文字(半角160文字)までしか送受信できないので、対応しているか上記のau、NTTドコモ、ソフトバンクの対応機種を参考にご確認ください。
【個人向け】SMSの文字数ごとの送信料金
SMSは文字数によって送信料金が変化します。受信は文字数に関係なく無料です。各キャリアの料金は以下のようになっていますが、契約している料金プランによっては、同じキャリア間のSMS送信が無料になるなど、通話定額オプションの対象となる場合があります。
また、楽天モバイルの場合、専用アプリ「Rakuten Link」を使用すると、国内のSMS送信が無料になります(Androidのみ。iOSは標準アプリでの送信となり有料)。自分の契約内容を確認してみましょう。
文字数(全角) | 料金(税込) |
---|---|
1~70文字 | 3.3円 |
71~134文字 | 6.6円 |
135~201文字 | 9.9円 |
202~268文字 | 13.2円 |
269~335文字 | 16.5円 |
336~402文字 | 19.8円 |
403~469文字 | 23.1円 |
470~536文字 | 26.4円 |
537~603文字 | 29.7円 |
604~670文字 | 33円 |
※料金プランによっては同じキャリア間のSMS送信が無料の場合もあります。
格安SIMの送信料金について
格安SIMのSMS送信料も文字数に応じて3〜33円となります。詳細は端末の説明書や公式サイトをご確認ください。
【法人向け】SMS送信サービスの料金について
法人向けのSMS送信サービスではSMSの送信にかかる料金は個人とは違う設定になっています。サービスの提供業者や文字数などによって配信単価は異なりますが、一般的には1通あたりの送信料金は8~20円です。SMSの文字数によらずに定額料金にしているサービスも、文字数によって送信単価が変わる従量料金にしているサービスもあります。また、SMS送信数にかかわらず、月額料金が設定されているシステムのサービスもあって料金体系はさまざまです。
法人向けのSMS送信サービス「KDDI Message Cast」では月額料金は無料で、送信単価は税込9.35円〜の料金で利用できます。最大で全角660文字のSMSを一斉配信することが可能です。予約配信やAPIによる双方向SMS、RCS、+メッセージの送信機能なども搭載されていて、到達率・開封率が高い実績豊富なサービスです。KDDI Message Castなら業界最安値クラスの送信単価で便利に利用できます。
料金が安い代わりに文字数の制限が厳しかったり、到達率や開封率が低かったりする場合もあります。実績やサービス内容を確認して、費用対効果の高いSMS送信サービスを選ぶことが大切です。
関連リンク:SMSはなぜ有料?有料でも企業に注目される理由も解説!
https://kddimessagecast.jp/blog/sms/sms_yuryou/
文字数制限があるSMSのメリットとは?
文字数の制限があってもSMSを使うメリットはあるのでしょうか。ここではSMSを選ぶメリットを簡単に解説します。
関連リンク:SMSの6つのメリットとは?マーケティングでのデメリットや活用法も紹介
https://kddimessagecast.jp/blog/sms/sms_merit/
電話番号のみで連絡できる
SMSは相手の携帯電話番号がわかれば送信できます。顧客登録をしてもらった際は住所と電話番号しかわからないこともよくあります。メールアドレスがわからなくても、SMSなら電話がつながらなかったときでも連絡が可能です。知人とのコミュニケーションでも電話番号しか知らない相手に気軽に連絡できる手段になります。メールアドレスが変わって連絡が取れないシーンでも、電話番号は変更されにくいのでSMSで連絡が可能です。
開封率が高い
SMSは他の連絡手段と比べて圧倒的な開封率を誇っています。メールでは平均的に25~50%と言われますが、SMSでは80%以上もの開封率があります。電話番号と個人が紐づけられる時代になったため、SMSで送られてくるメッセージに対する信用度が高くなっていることが大きな理由です。家族からの連絡でなかったとしても、「自分に宛てたサービスの連絡かもしれない」と開封する可能性が高くなっています。
インストールや登録の手間を省ける
SMSはスマホがあれば標準設定のままで受信できるようになっているのが一般的です。専用のアプリをインストールする必要がないので、あまり機械に強くない人でもSMSなら送受信できます。また、アカウントを登録するといった手続きもなく利用できるのもSMSのメリットです。フリーメールアドレスを作成するにも、LINEを使用するにもアカウントを作成する必要があります。インストールや登録の手間をかけたくないと思っている人にもSMSならリーチできるでしょう。
通信コストの削減ができる
SMSは通信コストを削減できる可能性があります。個人に直接アプローチする方法として手紙や封筒によるDMがよく用いられていますが、50g以内の定形郵便でも110円がかかります。SMSの場合には標準料金なら1通数円で送ることが可能で、SMS送信サービスを利用して長文メッセージを送る場合にも料金は1通10円前後です。電話も1分あたり30円程度かかる場合が多いので、短い内容を伝えるときにはSMSの方が通信コストがかからずに済むでしょう。
なりすましのリスクが低い
SMSはなりすましによる被害に遭うリスクが低いのがメリットです。メールでは自由にフリーメールを作成して送信できることに加え、メールアドレスとパスワードがわかれば他人のメールアドレスで送信することもできます。そのため、メールでは親や子供、友人などになりすますのが比較的簡単です。しかし、SMSはキャリアが電話番号を管理していることから、契約者本人のスマホからしか送信できないため、なりすましのリスクがほとんどありません。
文字数制限があるSMSを利用する際の注意点やデメリット
SMSを利用する際に気をつけたいポイントとして、文字数制限が挙げられますが、他にも注意が必要です。ここではSMSでよく指摘されているデメリットを紹介します。
絵文字を使うと文字化けする可能性がある
SMSはテキストのみのコミュニケーションツールですが、絵文字も送信が可能です。ただし、iPhoneとAndroidでは絵文字の種類やデザインが異なるため、対応していない絵文字を送信すると文字化けをしてしまいます。これはメールやLINEなどでも同様ですが、絵文字を使う際には注意しましょう。
また、絵文字によっては1文字分以上の容量を使うことがあるため、絵文字を使うことで送信できる文字数が減ってしまう場合があります。長文を送る際には絵文字の数にも気をつけましょう。
件名と画像が送れない
SMS送信の制限について、文字数や文字の種類以外にも気を付けた方が良い点があります。SMSでは件名を付けることはできません。SMSはメッセージのみの送信になっています。件名を付けられる場合もありますが、自動的にキャリアメールに切り替えられてしまうので注意が必要です。
また、SMSでは絵文字は使えるものの、画像を添付することはできません。メッセージに画像を挿入してデザインすることも、添付ファイルとして画像を送ることもできないのが基本的な仕組みです。HTMLメールのように美しいメッセージに整えて魅力をアピールするための手段ではなく、テキストで端的にメッセージを伝える方法だと考えた方が良いでしょう。
件名を入れたいときにはMMSにするか、メッセージアプリを使用する必要があります。画像を相手に見てもらいたいときには別にデータをアップロードして、リンクを送ることも可能です。
SMS(ショートメッセージ)で写真や画像、動画を送るには?料金や送信方法を解説
画像・動画を送れない
SMSはテキストのみのサービスです。画像や動画を使ってわかりやすくメッセージを伝えたり、商品やサービスのイメージをつかんでもらったりすることはできません。なお、SMSにはURLを記述することは可能で、短縮URLを使えば文字数制限があってもテキストと合わせて入力することはできます。ただし、相手がリンク先を見てくれなければ画像や動画によるアプローチはできないので、その点はデメリットと言わざるを得ません。
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設定によって届かない可能性がある
SMSは受信拒否設定ができるので、たとえ相手の電話番号を知っていたとしてもSMSは届かないということもあります。SMSで広告ばかり受け取っている人は厳しい受信拒否設定をしているケースもあります。受信拒否を解除してもらうように事前連絡をしておくと良いでしょう。SMSの受信拒否についてはキャリア、端末、アプリの単位での設定ができるので、本人も受信できない理由がわからないというトラブルも起こっています。SMSを使用するときには注意が必要です。
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誰からのメッセージかわからない場合がある
SMSは電話番号を使って連絡する手段なので、SMSを送っても誰からのメッセージかわかってもらえないこともあります。電話帳に登録されていればSMSを受信したときに誰からのメッセージなのかがわかります。しかし、登録されていない場合には電話番号しか表示されません。誰だかわからないから不審なSMSだと思って開封しないということもあります。詐欺が横行している影響で慎重になっている人も多くなっています。
法人の場合は一斉送信に注意
SMSを法人が利用するときにはSMS送信サービスを利用し、多数のユーザーに対して一斉送信するケースが多くなっています。ユーザーによる開封率が高く、携帯電話番号を宛先にして送信できるので、リーチしやすいのがメリットとして着目され、頻繁に活用されるようになりました。ただ、一斉送信をするときにはSMSの文字数に注意が必要です。
SMS送信サービスを利用すると最大で660文字くらいまで送信できます。SMSの最大受信文字数は670文字と言われていますが、実際にはキャリアとの契約や使用している端末の機種によって受信できる文字数が異なります。ユーザーによっては70文字以下のSMSしか受信できないこともあるため、一斉送信をするときには70文字以下にこだわるのが無難です。
短縮URLを使用すればSMSの文字数を減らしつつ、ユーザーにとって有用な情報へのリンクを伝えられます。ただ、短縮URLによるフィッシング詐欺も横行している問題もあります。短いドメインを取得して利用するなどの工夫をした方がユーザーからの信用を得られるでしょう。
【法人向け】SMSの文字数制限を解消するためにSMS送信サービスを利用するメリット
個人利用のSMSには文字数制限がありますが、法人向けのSMS送信サービスを活用することで、その制限を実質的に解消し、ビジネスチャンスを広げることが可能です。これらのサービスは、単に長文を送れるだけでなく、マーケティングや顧客対応を効率化するための多彩な機能を備えています。
顧客への高い到達率と開封率
SMS送信サービスは、変更されにくい携帯電話番号を宛先とするため、メールに比べて顧客への到達率が非常に高いのが特長です。また、スマートフォンの標準機能であり、プッシュ通知で受信に気づきやすいため、メールマガジンの開封率が平均22%程度であるのに対し、SMSは99%にも上ると言われています。この高い開封率により、重要な通知やマーケティング情報を確実に届けることができます。
携帯電話番号だけでアプローチ可能
顧客のメールアドレスは変更されたり、複数所有されていたりすることが多いですが、携帯電話番号は変更されにくいという特性があります。SMS送信サービスを利用すれば、顧客の携帯電話番号さえ把握していれば、キャリアの変更などに関わらず継続的に情報を届けることが可能です。これにより、長期的な顧客関係の維持に貢献します。
双方向のコミュニケーションによる高い反応率
多くのSMS送信サービスには、顧客からの返信を受信する機能も備わっています。これにより、アンケートの実施や予約確認、問い合わせ対応など、双方向のコミュニケーションが可能になります。高い到達率と開封率と相まって、顧客からの反応を得やすく、エンゲージメントを高める効果が期待できます。
標準機能で利用でき幅広い層にリーチ
SMSはスマートフォンの標準機能として搭載されており、特別なアプリのインストールを顧客に求める必要がありません。メールやLINEなどのアプリを使い慣れていない層も含め、幅広い顧客層にアプローチできるのが大きなメリットです。手軽に情報を受け取れるため、顧客側の負担も少なくて済みます。
運用管理の効率化と高い拡張性
SMS送信サービスには、運用を効率化するための機能が豊富に用意されています。例えば、指定した日時にメッセージを送る予約送信機能、短縮URLの自動生成、テンプレート作成機能などがあります。さらに、API連携によって既存の顧客管理システム(CRM)や自動音声応答(IVR)と組み合わせることで、より高度で自動化されたコミュニケーションを実現できます。
SMS(ショートメッセージ・ショートメール)サービスの選び方
SMSの送信サービスを選ぶときには文字数制限について考慮するのがまず大切です。短縮URLを使えると画像や動画を送ることもできるので便利でしょう。また、到達率や開封率を高めるためには国内キャリアに対応しているのが重要です。このような条件を満たしているSMSサービスの中からコストパフォーマンスが高いところを選びましょう。
▼SMS一斉送信サービスとは?メリット・デメリットから導入手順、選び方まで解説!
法人向けSMS送信サービスなら「KDDI Message Cast」
法人がSMS送信サービスを利用するならKDDI Message Castがおすすめです。多くの企業に選ばれている理由には、以下のような強みがあります。
圧倒的な信頼性「国内キャリア直収接続」
海外サーバーを経由せず、国内大手キャリアのネットワークに直接接続。そのため、メッセージが迷惑フィルタにブロックされにくく、到達率は98%以上を誇ります。お客様への重要なお知らせも確実に届けられます。
表現の幅を広げる「最大660文字の長文&短縮URL対応」
一度の送信で十分な情報を伝えられるため、顧客満足度の向上に繋がります。また、文字数を消費しがちなURLも自動で短縮。画像や動画、アンケートフォームへの誘導もスマートです。
手軽に始められる料金体系「初期費用・月額費用0円」
使った分だけお支払いいただく従量課金制のため、「まずは小規模なキャンペーンで効果を試したい」といったスモールスタートにも最適。費用対効果を見ながら安心してご利用いただけます。
まとめ
SMSで送信できる最大文字数が全角70文字から最大670文字まで増えたことで、その活用の幅は大きく広がりました。個人間のやり取りはもちろん、企業や自治体からのお知らせ、本人確認など、ビジネスシーンでの利用も増えています。
特に法人向けのSMS送信サービスを活用すれば、文字数制限を気にすることなく、高い到達率と開封率を活かした効果的なマーケティングや顧客対応が可能です。ただし、受信者の機種によっては長文を受信できない場合もあるため、特に一斉送信の際は配慮が必要です。文字数制限やサービスの特性をしっかり把握し、SMSを有効に活用していきましょう。
▼SMS送信サービス「KDDI Message Cast(KDDIメッセージキャスト)」詳しくはこちら
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この資料でわかること
- SMSの利用実態と他コミュニケーションツールとの比較
- ビジネスシーンにおけるSMSの代表的な利用用途
- 「KDDI Message Cast」の導入事例
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